事件概要：2023年12月21日、中国黒竜江省ハルビン市で開かれる「氷雪大世界」は、過去最大規模で開催されており、面積120万平方メートルにわたって展開されている。開場日には4万5000人以上が訪れ、大観覧車を含む巨大な氷の彫刻が観光客を魅了している。一方で、中国の国営メディアは、国内観光地を強調し、日本旅行の代替として国内観光を促進する背景に、日中間の政治的葛藤を利用する巧妙な戦略があると報じている。

限日令により、日本への観光客数や航空便が大幅に減少しており、日本経済に1兆2000億円の損失が予想されている。

コメント：ハルビンの氷雪大世界は見事な観光資源を活用していますが、背後には複雑な政治的な戦略が潜んでいます。中国政府が日本への観光客数を制限する「限日令」により、日本の旅行業界や経済に打撃を与えようとしています。このような国際関係の摩擦が、一般市民の楽しみや経済活動を左右することは問題です。国際的な観光交流は、文化理解を深める重要な要素であり、政治的な目的でこれを制限することは、より健全な相互交流の妨げになります。各国は競争ではなく、互いの文化を尊重し、協力を通じて魅力を発展させるべきです。具体的な改善策として、観光外交を強化し、透明な交渉や共同イベントの開催を通じて相互理解を促進することが求められます。

文化交流は、短期的な政治的利益よりも長期的な世界平和に寄与するものです。

ネットからのコメント

1、中国が「日本旅行の代わりにここ」と「愛国 観光」を推奨しているようですが、それは日本にとってもプラスになると思います。日本は現在オーバーツーリスム問題に悩まされていますが、高市内閣が予算を組む前に中国側が自発的に協力してくれるとは思ってもみませんでした。また、中国政府は日本への旅行者を6割までに削減したいようですが、目標達成は目前に迫っていると言えるのではないかと思います。後は残りの4割をゼロに向けてどのように削減できるかについても協力を願いたいものです。

2、この記事は中央日報なので中国の宣伝色が強いのは当然として読めば良いのですが、個人的に疑問なのは「なぜYahooが頻繁にこうした記事を扱うのか」という点です。推測ですが、PVが伸びやすいテーマで広告収益が見込めるほか、外国メディアの記事を転載する形にすればYahoo自身の意見ではないという体裁で、外交的に扱いづらい内容でも配信しやすい事情があるのかもしれません。

日本の大手メディアが直接書けば批判も受けますが、外部ソースなら紹介しただけと言える。こうした構造は結果として、外国政府の思惑をそのまま流す裏ルートのようになり、意図せず外国の影響工作に近い役割を果たしてしまう恐れがあります。もちろんこれはあくまで一つの推測にすぎませんが、読者としては情報の扱われ方に注意が必要だと感じます。

3、どの国も国内観光が盛んになるのはいい事。それに加え、日本以外の国も中国人観光客には迷惑してるようなので来なくなるのはありがたいと思う。愛国観光、是非頑張って欲しい。

4、中国政府は、国民に日本への渡航を止めさせ国内のよい場所への旅行を推奨するような国民指導をしているそうだが、非常に良いことだと思いますね！中国にとって良いことは日本にとっても同じようにそれは良いことだと好評ですよ！