12月27日、中央競馬の中山で開催された2歳G1・ホープフルステークスには、多くのファンが期待していた名手たちが出場していないことに驚きの声が上がりました。特に、武豊騎手はJRA平地G1完全制覇まであと一歩のところで、残る唯一の未勝利がこのホープフルステークスでしたが、騎乗先は阪神となり、夢の達成は翌年以降に持ち越されました。

同じくクリストフ・ルメールとクリスチャン・デムーロも阪神での騎乗を選択。阪神カップにおいては、3人がそれぞれ上位馬に騎乗し、競馬ファンの注目を集めています。翌日の有馬記念での名手たちの活躍が期待される中、特に武豊の存在を惜しむ声がSNS上で多く見られました。

今回の状況は競馬ファンにとって一つの驚きでしたが、これもまた競馬の魅力の一部と言えるかもしれません。名手たちが一堂に会することは必ずしも毎回あるわけではなく、そのことがかえって次のレースでの期待感を一層高めます。競馬における一瞬一瞬の選択が、それぞれの騎手やファンに違った形で影響を及ぼすことを考えると、とても感慨深いものがあります。競馬は勝敗だけでなく、そのプロセスや物語を楽しむスポーツでもあると考えています。次回のレースでは、彼らの出場を心待ちにし、名手たちが再び同じ場で競い合う姿を見られる日を楽しみにしたいと思います。

競馬がもたらすドラマを分かち合い、次の展開に思いを馳せることも醍醐味の一つです。

ネットからのコメント

1、JRAがどんどんG1を増やしていくから、追い付かないよね。全成覇目標が武Jのモチベーションにつながるなら良いけど、オールドファンの自分からすれば、このホープフルSなんかは、2才馬のための重賞レースのうちの1つくらいにしか思わないね…

2、昔は５大クラシック完全制覇とか８大競走完全制覇とかの栄誉があったけど、グレード制導入後、G1を乱発したんで完全制覇は難しいだろうな。特に一番難しいのがドバイとかぶっている高松宮杯かな？馬にとっても昭和５５年まで天皇賞は勝ち抜け制だったんで２連覇とか春秋連覇とかあり得なかった。

3、多くの方が指摘するようにG1のインフレですよね。ユタカも完全制覇の話が出るたびに「どうせJRAがG1増やすし」と言って笑いを誘うが、案外本音ではと思う。そもそも2歳時で2000mのチャンピオンを決めたところで、という気がする。正直、以前のままのOPでいいように個人的には思うし、せいぜいG3くらいで良かったのではと思う。

4、Ｇ１が増えればどうしても完全制覇は消えちゃうからなぁホープフルＳがなかったらドウデュースの朝日杯で完全制覇だったんだっけ？年齢的にも現役期間はそう長くはないだろうし今年は無理でも来年とかで達成してほしい気もするけどなぁ