1926年に発売されたかゆみ止め薬「ムヒ」が、2026年に発売100年を迎え、25日に富山市で「最も長く市販されている虫さされかゆみ止めブランド」としてギネス世界記録に認定された。初代はワセリン軟こうとして開発され、1970年には現在の赤と白のデザインとなった。式典では池田模範堂の池田嘉津弘社長に認定証が贈られた。

100年にわたり人々の身近な不快感を和らげ続けた商品が、世界的な記録として認められたことは、日本のものづくりの粘り強さを示す出来事だ。流行や市場の変化が激しい時代に、一つの商品が世代を超えて信頼され続けることは決して簡単ではない。背景には、単に長く販売しただけではなく、利用者の困りごとに向き合い、改良を重ねてきた企業姿勢がある。今後も大切なのは、過去の実績に満足せず、時代に合わせた品質向上を続けることだ。
伝統とは古いものを守るだけではなく、人々の生活を支える価値を未来へ更新していく力である。「100年続いた」という数字以上に、「100年間必要とされ続けた」という事実こそ、本当に評価されるべき成果だ。
ネットからのコメント
1、確かキンカンも1926年の発売だったから、ほんの数か月の差でムヒのほうが古いということなのかな?因みにキンカンとムヒは同じかゆみ止めだけど、かゆみを止める効果の仕組みは違う。簡単に言うとキンカンは人間の知覚神経に働きかけてかゆみを感じさせなくする一方で、ムヒはかゆみの元となる物質の働きをおさえることで効果を発揮する感じかな。ムヒなどのかゆみ止め薬が人口に膾炙する前は、ドクダミやツユクサなどの成分をアルコールに溶かしたものを使っていたが臭いがきつく肌がかぶれることも多かった。この1世紀のムヒなどのかゆみ止め薬の貢献は大きいと思う。
2、高校二年の夏、部活帰りに蚊に刺され、友達のムヒを借りた。塗った瞬間の冷たさに笑うと、隣にいた好きな子も笑った。それから夏祭りでも、三人でムヒを回して使った。
今でもあの匂いを嗅ぐと、あの夏の帰り道を思い出す。ムヒは私にとって、青春を閉じ込めた小さなタイムカプセルだ。
3、何十年とお世話になってます。けれど近年は猛暑過ぎて蚊に刺される機会も減って、昔に比べてムヒのお世話になる回数も減っている気がします。と、油断していると稀に刺されるのでやっぱりムヒは手放せません。本当にありがとうございます。
4、富山って本当に薬の生産地として、名品名薬が多いですよね。以前ブラタモリで富山が紹介されていました。富山県は他県の平均の10倍の人が製薬関係の仕事に就いているそうです。また、薬を売るための包装も様々で、そういったパッケージを作る会社も一緒に発展していったそうです。製薬会社だけでなく製造業がしっかり根付いている県なので、同じ地方都市でも観光業に頼る都市とは違い安定した収入があり、豊かな県だと聞いたことがあります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7ebf83090c3eac46c1bcb3586f62eedae05fbf21,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]