元弁護士が職務上の権限を悪用し、性犯罪被害者の示談金を着服し続けていたという重大な事件。自身を「性犯罪被害者の味方」としてメディアで公然とアピールし信頼を得ながら、その裏で少なくとも1316万円もの示談金を私的に流用していた事実は、弁護士制度の信頼を根幹から揺るがすものだ。この行動が示すのは、弁護士に支払われるべき信頼性が制度の仕組みだけでは不十分であるという現実である。

弁護士資格の取得後も継続的な倫理審査や定期的な適性検査を導入すること、示談金等の金銭の取り扱いが透明化される新たなシステムの構築、依頼者との間の金銭の流動に外部監査機関を介入させる仕組みの導入が必要だ。さらに、過去の不正事例を公開し、問題の再発防止を徹底すべきだ。
本来、被害者に寄り添う存在が信頼を裏切り損害を与えたこの事例は、個々の非道徳性にとどまらず、公正さを掲げる社会システムが簡単に破たんしうる脆弱性をも露見させている。
この事件を契機に、社会の安定と信頼構築を再起する意識改革が急務である。
ネットからのコメント
1、メディアでも紹介されていて、「性犯罪の弁護に詳しい専門家」とまで言われていた人が、その裏で依頼者から預かった示談金を自分のために使っていたとすれば、かなりショックな話です。しかも相手は盗撮や痴漢の被害にあった人で、精神的にも不安を抱えながら助けを求めていたはずで、その信頼を踏みにじった形になっています。ローン返済に使っていたとされる点も含めて、モラルハザードと言われても仕方ない状況です。正直、「弁護士なら安心」という前提そのものが揺らいでしまうような事件だと思います。ただ、メディアでの肩書きやネットの評判だけを見て依頼せざるを得ないケースも多いので、利用する側だけに責任を押し付けるのも違う気がします。結局のところ、制度としての監督やチェックが甘かったのではないか、そこが一番の問題でしょう。
2、被害者を守る立場の人が裏でその信頼を裏切ってたなんて本当にショックだし許せないよね~メディアや本で専門家として信頼を集めておきながら、実際は自分のローンのために被害者の方のお金を着服してたなんてちょっと言葉を失っちゃうな弁護士会から除名されるのは当然だけどこれだけ多くの人が被害に遭っている以上警察にはしっかり全容を解明してきっちり罪を償わせてほしいよね
3、1,300万円以上も着服したらいずれ逮捕されるだろうと弁護士ならわかるだろうに、なぜこんな分かりやすい犯罪に手を染めてしまったのか。辛い思いをしている犯罪被害者から金をむしり取るなどあまりにも酷い話で呆れてしまう。こんな男の裁判には国選弁護人など付けずに自分で弁護させたらいい。
4、自分をちかんしたり襲ってきた男なんか、二度と接点を持ちたくないし、起きたことだって出来るだけ思い出したくない。対面なんて考えられない。交渉なんて弁護士さんに任せきりになってしまう。そんな感情を利用されてしまったんだろうな。どうしても交渉の過程を詳しく知ろうとしてしまうと、相手がどんな言い分なのか、自分がどんな目にあったのか、見たくない事実に直面させられてしまう。どうしても妥結した内容だってチェックがおざなりになってしまう。示談で済ませるとかって言うけれど、被害者は傷を抉られるような思いで臨んでいる。そこにつけ込むような事をして。許せない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a37590dd7ef7926dca64c1d78837b47a8e055091,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]