大阪府寝屋川市は、空き家所有者に対し税を課す「空き家流通促進税」の条例案を17日に市議会へ提出しました。この条例は市内全域を対象とし、居住実態のない空き家の所有者に対し、土地の固定資産税額や延べ床面積に応じて計算された税額の35%を新たに追加で課す内容です。市の目的は空き家の売却や賃貸を促し、子育て世代の流入を図ることです。類似の税制度は京都市で市街化区域に限定して導入が決まりましたが、全域を対象とする条例は全国初となるため、注目が集まっています。

空き家税導入は、一見すると空き家問題を解決し、地域活性化を図る革新的な取り組みと思われますが、その背景には重大な懸念が潜んでいます。まず、空き家所有者の実情を十分に考慮しているのでしょうか。空き家の多くは相続者の高齢化や経済的余裕の不足が原因で放置されており、過度な課税により単に負担を増大させ、生活を圧迫する可能性があります。
また、課税収入をどのように流通促進に活用するのかが現時点で不透明です。
問題の根幹は、空き家流通の停滞ではなく、リフォームや解体、売却を進めるための初期費用負担が大きすぎること、また不動産市場そのものの流動性の低さです。税導入だけでなく、促進策として具体的な支援やインセンティブが欠かせません。
解決策として、1) 空き家所有者への補助制度創設、2) 空き家を活用した地域再生プログラムの実施、3) 過去に成功例のある自治体との協力による実効性のある施策立案を提案します。これらの対策を並行して進めることで、根本的かつ持続可能な解決が可能となるでしょう。
この条例案は一刻の解決を求めるように感じますが、急ぐあまり市民に過度な犠牲を強いるべきではありません。真の成果は、一方的な負担ではなく、市民と行政が調和して価値を創出する中でこそ生まれるはずです。
ネットからのコメント
1、画期的な税だと思うが、空き家というよりは投機目的で住みもしないマンションなどを購入して高値になるまで放置しているような物件に高額の税をかけてほしいですね。
投機目的ではない空き家については税を取れば手放すなり住むなりするというのはちょっとそんな簡単な話ではないような気がしますけどね。
2、空き家を無くした方がいいが空き家問題を個人に押し付けるのは違うと考える。富裕層なら話は別だが田舎の過疎とか売りたくても売れないとか壊すのに費用がかかるとか相続に問題があるなど、そもそも空き家が増えてるのは少子高齢化が大きくそれは政治が悪いから。空き家が売れない無くせないのも政治的にどうにかすべき部分はあるだろう
3、これはいままで放置されていた空き家に税金をかけることで、持ち主に早く解体するなどの処分をするよう促すものだろう。無限に放置されている空き家もあり、防犯上好ましくないことも確かだが、一方で相続はしたものの、解体するにも金がかかり、費用を捻出できず困り果てている人たちもいるのは確か。税金をかけると同時にその空き家の実態を調査し、持ち主への聞き取りを十分にする必要がある。場合によっては減免するとか、解体費用を補助するとか、目的が防犯のためであることが大切。
4、うちの近所にも廃屋のようになっている空家がある。倒壊しそうなボロ屋に雑草は生え放題で周囲に侵食し、庭木も伸びっぱなしで秋は落ち葉がたくさん。周囲は虫の被害や掃除の手間が増えてたまったもんじゃないだろうなと思うので、空き家税を作ってどうにかする、させる動きは広まってほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e483a4cb56995b7c9529ab9bffa81ba9aa5c189b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]