2025年12月17日、東京・両国国技館で開催されたWBA世界バンタム級タイトルマッチで、WBA世界バンタム級暫定王者ノニト・ドネアが正規王者の堤聖也にスプリット判定で敗れました。試合は初めからドネアが冷静に攻め、特に左フックで堤を追い詰めましたが、7ラウンド以降は堤の接近戦に苦しむ展開に。最終的に1人のジャッジはドネアを116—112で支持するも、2人のジャッジが堤を支持し、115—113、117—111のスコアで判定負け。

これにより、ドネアはWBAバンタム級の統一を逃しました。

ノニト・ドネアは長いキャリアで数々の栄光をつかんだ“レジェンド”として知られ、多くのファンがその復活と勝利を期待していました。しかし、44歳という年齢もあってか、後半のラウンドでスタミナを維持するのに苦労し、敗れる結果となったのは非常に残念です。とはいえ、この挑戦には多くの勇気と誇りがあり、ファンや支持者にとっても心に残る試合だったのではないでしょうか。

自責の念に駆られる必要はありません。リングでの戦いは非常に過酷であり、最後まで戦い抜いたその姿勢は称賛に値します。私自身も大きな挑戦を経験したことがあり、その過程で学んだことは勝敗以上に価値のあるものでした。あなたが成し遂げたことは決して無駄ではなく、未来の新たな挑戦に向けた大きな一歩となるでしょう。

これからのあなたの新たな道のりに期待し、心から応援しています。

ネットからのコメント

1、インタビューでドネアの強さを讃えながら、「負けの流れを感じながら、『頑張れ、俺』と心で言いながら闘っていました」と話していた。その後の言葉も謙虚で信念を感じました。聞いていて泣けてきた。素晴らしい試合、ボクサーだと思う。

2、自分のスコアは114対114のドロー。6R以降全部堤で115対113で堤勝ちはまだ分からないでもないけど、1人のジャッジが117対111で堤っていうのは到底納得できない。納得はできないけど激闘素晴らしかった。前半あれだけやられて無理だと思わせてからの堤必勝パターンには毎回驚かされます！ゆっくり休んでまた頑張ってください！おめでとう！

3、ドネアはやっぱりレジェンドだった。あの年齢で、29歳のチャンピオン相手にフルで闘えるなんて。ドネアは徹底して打ち終わりを狙ってた。ガードが甘くなるのを知っていたんだろう。堤は相手の雰囲気に飲まれすぎてしまった。しかし要所でらしさを出して、倒せる！！と思いましたが。

ギリギリ判定で勝利。私はドネアかな？と思ったくらい、どっちに転んでもおかしくない内容でした。でも堤のインタビューを聞いて、やっぱり堤はかっこいい！と思った。自分の勝利に自信と誇りを持ってる。次戦も楽しみです。統一戦か、井岡一翔の挑戦を受けるか。

4、しかしU-NEXTなんなんアナはドネア凄い凄いと連呼、解説もドネアドネア確かに明確なピンチ有ったけど中盤以降はワンサイドだったよ43歳でアレだけキレたパンチ打てるドネアはやはりレジェンド。でも堤のリカバリーと粘りとスタミナは世界でも類を見ないほど素晴らしい