小泉進次郎防衛大臣の23日の会見では、米国の核の傘への依存について議論が必要かどうかの質問が寄せられました。自民党の小野寺五典安全保障調査会長が、非核三原則と米国の核の傘の依存に関する疑問を提起したことを受けたものでした。小泉防衛大臣は、現時点では政府としてのコメントは控えましたが、非核三原則を堅持する方針であることを確認し、現実の安全保障脅威に対抗するためには、日本自身の防衛努力と米国の拡大抑止の強化が不可欠であるとの考えを示しました。
大臣は、米国との意思疎通を深めることで、拡大抑止の信頼性をさらに高める考えを述べています。

米国の核の傘に依存する現状は、深刻な問題です。日本の安全保障は、核兵器の脅威からの保護を米国に依存する体制のままです。この依存状態は、日本の主権と意思決定の権限を制限し、非常に不安定な地政学的環境下でリスクを伴います。核の拡大抑止に頼るのではなく、持続可能な安全保障政策へとシフトするべきです。最初のステップとして、非核三原則の詳細な再評価が求められます。また、日本独自の防衛力の強化や国際的な対話による核の脅威解消への努力が必要です。さらに、地域の緊張を和らげる外交的なアプローチも考えられます。現状を放置することは、日本の未来を危険にさらす行為であり、即刻の行動と議論が求められます。この問題を解決することで、真に独立した平和を築く機会が訪れます。
ネットからのコメント
1、核の在り方が議論されるようになってきたのは良い傾向だと思う。私は非核三原則は捨て、ニ原則にして、持ち込ませずは解除すべきだと思う。勿論、キンペイや刈り上げは非難するだろう。しかし、それは日本に強気に出られなくなるから非難しているだけ。日本国の安全保障だけでなく、世界平和、秩序を守るためにも日本は核を保有すべきだと思う。
2、日本は世界で唯一の被爆国です。特に、被害地である広島や長崎の方が核廃絶を訴えるのは当然だと思います。このことを踏まえて、国際社会に核廃絶を呼び掛ける際の日本の立場や、核を持たない理由を被爆国であることとどう繋げるのかのロジックを確立させておくことは重要ではないでしょうか。核の傘に守られながら、核廃絶を訴えるのは説得力に欠けるような気がするし、核抑止として核保有は核攻撃の抑止力として考えることすらタブーなのか・・・核保有に反対する人達はそこを説得力を持たせた説明が出来るのでしょうか。核廃絶、核を持つな・・・という意見はよく聞きますが、論理的な説明を聞いたことがありません。
3、台湾有事や日本有事でアメリカの参戦は、散々台湾や日本が叩かれてからの参戦になるでしょう。在日米軍は、グアムなどに一時撤退し、アメリカの世論や議会の承認を得てからの参戦することになると思う。過去のアメリカ本土以外の戦争や紛争で開戦からアメリカが参戦したことがなく世論が参戦に傾くまで参戦していないから。だからこそ、アメリカ無しでの抑止力は必要だと思う。
4、しかし今後は、アメリカの核の傘もあてにならないかも知れません。北朝鮮などで核開発が進む今、アメリカ本土まで到達するICBMなどの懸念から、仮に日本が核攻撃を受けたとしても、相応の対抗措置を取ってくれるのか(デカップリング)疑問でしょう。核保有の考えは人それぞれだから、議論はあってもいいと思いますね。そうなったときアメリカから購入したり、借りたり出来れば、配備も早そうですが・・
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f9ad1fa4033416fc18a586c20114b63b9624bcb9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]