83歳の谷村照男さんは、横浜市の設備工事会社で営業職として働き、1日80~120軒を訪問して都市ガスへの切り替えを提案している。現役時代の経験を生かし、月20日近く勤務して手取り20万円以上を得ており、営業成績は毎月上位を維持している。シニア専門の人材派遣会社では登録者の平均年齢が72.8歳で、70代でも週3日勤務で月約15万円を得る例があり、定年後も働き続けたい高齢者が4割近くに上る実態が紹介された。

年齢だけで能力を判断する時代ではないことを、この事例はよく示している。長年培った知識や対人力は大きな価値があり、企業にとっても人手不足を補う重要な戦力になり得る。一方で、高齢者が「働かざるを得ない」のか「働きたいから働く」のかは切り分けて考える必要もある。経験を生かせる職種を増やすこと、健康状態に応じて柔軟に働ける制度を整えること、世代を超えて知識や技術を継承できる仕組みを充実させることが重要だ。
年齢を理由に可能性を狭めるのではなく、一人ひとりの能力と意欲を正当に評価する社会こそ、多くの人が長く活躍できる未来につながる。
ネットからのコメント
1、うちの父親も78歳ですが極度の教員不足で請われて現役で公立高校の教師をやってます。しかも化学の先生なのに教師が足りないからと、化学と物理と生物まで教えていて、この歳で生物の勉強をするとは思っていなかったがなかなか楽しいと言って毎日フルタイムで教員をやっています。記事の方もトップセールスで給料20万とかどうかと思いますが、父親も扱いは非常勤なのでかなり安いです。働くシニアへの待遇面については考える必要があると思いますが、父親に関してはやりがい感じてやっているようなので、働きたい人はどんどん働いたらいいですね。
2、月20日働いて手取りが20万円以上という部分が気になりました。つまり日当換算で15000円程度ですよね。雇用条件がどうなのかわかりませんがもっと支払っても良いのではないでしょうか。長年のノウハウなどもあってのトップセールスなのでしょうから。
美談にしてはいけない話だと感じます。
3、営業成績トップで20万円?プロパンから都市ガスへの切り替えの営業だから昔取った杵柄も十分役に立つと思う。というより、こういう昔ながらの営業は高齢者の得意分野だろう。若者世代で成り手不足の教員や経験がものをいう業界なら、働く意欲がある高齢者をどんどん頼ってもいいと思うんだが。
4、会社は完全に65歳定年で、営業業績が良かったのでパートで延長を打診され年間330万円位で、同じ業務をこなしております。 しかしながら、営業成績は全国の現役と比べてブッチギリのトップですが、現役とは収入が3倍近く差があります。ノルマもパートなのに最も高く設定されています。やらないと圧を加えられる始末ですが、同一労働同一賃金からは、凡そかけ離れた世界です。年齢による差別に近い感覚です。人手不足でこういう理不尽な世界がやがて解消されることを祈るのみですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f94d3fb3b04e9ed4b394ee24ffe2e4eac434aa6c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]