一連の事件は、フジテレビ内でのガバナンス問題を露呈させるものでした。昨年末に表面化した中居正広(53歳)と元女性アナウンサーのトラブルを皮切りに、第三者委員会による調査が行われ、その報告書が今年3月に公表されました。この報告書では、フジテレビの内部で繰り返されていた「不適切な会合」が取り上げられ、特にハラスメントに寛容な企業体質が問題視されました。
調査の結果、取引先や女性アナウンサーに対するセクハラ事案が多数報告され、中でも福山雅治(56歳)が関与していたことが『女性セブン』の取材で明らかになりました。会合での不適切な発言や行動が報告される中、福山自身も取材に対し謝罪とともに複雑な胸中を語りました。
今回の事件は、フジテレビ社内における深刻なガバナンスの欠如を浮き彫りにしました。まず、社内部の「不適切な会合」に対する緩慢な対応や、セクハラの被害報告に対して適切な措置が取られていなかったことが問題です。これは経営陣の人権意識の低さを如実に示しています。また、報告書に記された地域社会の常識との乖離した組織文化が、広く改善を必要としています。解決策として、まず経営層に対する教育を強化し、企業文化の変革を図るべきです。第二に、透明性を高めるため外部監査を定期的に実施し、問題を早期発見できる体制を整えることが重要です。
最後に、内部通報制度を強化し、社員が安心して声を上げられる環境を整備することが欠かせません。今こそ、フジテレビは過去の慣習を断ち切り、公正で安全な職場を築くために真剣に改革に取り組む必要があります。このような改革がなされなければ、視聴者や取引先からの信頼を大きく失うことになるでしょう。
ネットからのコメント
1、福山雅治のラジオ番組を聞いたことがあるなら、彼が下ネタが大好きな、あけすけな人柄なのは知っていると思う。ただ自分で声を掛けるならともかく、フジの有力者に女子アナとのセッティングを依頼していたとは思わなかった。スキャンダルになるのを恐れて、そういうやり方をしたのだろうか。
2、会合の内容がどのようなもので、参加女性アナウンサーがどのように不愉快な思いをしたか詳細は分からない。ただ、福山氏が取材に応じ自分の言葉で説明し、謝罪することは評価したい。中居氏に見習ってほしい。中居氏同様、フジテレビ福山氏のような大スターでも、入社間もない女性アナにとってはドラマを観たことのないかもしれないし、世代間ギャップがあり、自分が相手方にどう思われているのかをよく考えて行動する必要がある。
3、LINEでやり取りしてたということは、すごく大昔のことでもなく、福山が結婚した2015年以降も不適切な会合は行われていたということなのかな?
4、今まで何十年と繰り返されてきたそういった会合で、招待された芸能人はフジテレビ一強時代なんて山ほどいたでしょうそして別にテレビ局とか華やかな世界じゃなく一般の会社でも昔は接待飲み会に女子社員連れて行こうなんて当たり前。借り出されたことも、お酌や肩組まれたり抱きつかれたり、帰りタクシーで襲われそうになったりあるある。残念ながら女性をコンパニオン扱いにしていた、されても不思議にも思わなかった時代がつい普通にあったのです。不適切なことに最終結びつくような会はもちろんNGですが、今の時代に昔を裁いたり、名前をだしたりするのはナンセンスな気がする必要なのは今もそれを何かおかしい?と考える古い頭の上層部たちの改革です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a07c9eecac80cebb5eac911546a1ede98a2d2541,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]