株式会社マシェバラトークのオウンドメディア『マシェラボ』が2025年6月に実施した未婚男女362人を対象とした調査の結果、多くの女性が結婚相手に対して年収400万円以上を希望していることが明らかになりました。特に30代の女性では52.7％がこれを希望しており、それに反して男性は26.1％に留まりました。また、デート代の支払いにおいても男女間の認識の違いが見え、理想を男性負担とする人が男女ほぼ同程度いた一方で、現実では男性が主に負担する状況が続いています。

さらに、結婚相手の金銭感覚においては、女性が貯金や投資への取り組みを重視する一方、男性は重視しない傾向があることが示されています。

この調査結果は、結婚相手に求める条件やデート時の支払い方式、金銭感覚において男女での認識の違いを浮き彫りにしています。まず、これらの違いは社会的な期待や性別役割に起因する場合があり、特に男性に対する負担の偏重が顕著です。この現状は、女性が高い生活水準を求める一方で、男性がそれに応えようとするプレッシャーを強く感じる社会構造に問題があると言えます。結婚における経済的条件の違いは、さまざまな選択肢や考え方を示すものであり、より対等で共感的な関係性を築くために、いくつかの解決策が必要です。まず、若い世代向けにジェンダー平等を推進する教育プログラムを強化することが考えられます。

次に、デートや結婚の経済的負担についての社会的な期待感を見直し、パートナー間でよりオープンなコミュニケーションを促進することが重要です。また、婚活市場やデートサービスでの価格透明性を改善し、より公平で現実的な条件提示をすることも有益です。結婚におけるパートナー選びは、単なる経済的な条件だけでなく、お互いの価値観や生活理念の合致が不可欠であり、その探求がより豊かで幸せな関係へと導くのではないでしょうか。

ネットからのコメント

1、700万800万円以上希望ならともかく、400万円以上希望は高望みでは無い気がしますが…。子供が産まれたらどうしても女性側の負担が重くなる、というのであれば女性の年収はどう頑張っても男性よりは低くなります。共働きだとしても年収300万以下で結婚生活は子無しでないと難しいでしょう。お互いに納得の上で子無しでいいと割り切るか、地方に住むか、結婚後男性が必ず家事育児を50％してくれると確約してくれるならお互いに300万円ずつとかでも生活できるかもしれません。

2、やっぱり、男の経済力は大事。

男は仕事して稼いでナンボ、女は家事育児して美味い飯作ってナンボ。男が、家事すればカバーできるという意見もあるかもしれないけど、やっぱり、男は仕事してないと土俵にすら上がれない。男の経済力は大事。

3、私は女だけど、男性で年収400万円って低い方だよね。（私も私の周りも女性は400万円以上あるし、同年代の男性はみんな600万円以上だから）400万円以上なら普通にいるだろうし、かなり現実的な数字かなと感じたけど…400万円を希望している女性は自分も同程度稼いでるから相手は400万円程度稼いでいたら子供も望める、ぐらいの年収なんじゃないかなと思った。世帯年収800万円ぐらい。それでも、首都圏だと心許ないけど。

4、男性は男性らしさから降りることは出来ない現れただ一般男性はそこに対して特に不便は感じてないとは思っているただ女性らしさを求めると袋叩きに会う昨今相変わらず男性らしさを求められることに不平等感を感じる人は多いと思う