トランプ大統領は15日、プーチン大統領との米ロ首脳会談で、ウクライナ戦争の停戦をゼレンスキー大統領に決断させる姿勢を示した。会談はアラスカ州アンカレジで行われ、明確な合意には至らなかったが、トランプはウクライナがドンバス地域を放棄することで停戦が可能との方向性を示した。この提案は、ロシアのプーチン大統領が要求する条件であり、ウクライナに圧力を加える形となった。
メディアは、トランプがプーチンに戦争の免罪符を与えたと批判し、ウクライナへの責任転嫁と国際秩序の危険性を指摘した。
これに対するコメントは以下の通りです:
トランプ大統領の行動は、ウクライナに対する重大な不当性を示している。アラスカでの会談の後、停戦のためにウクライナの領土放棄を促す姿勢は、侵略者であるプーチンに責任を問わない異常さを如実に浮かび上がらせる。問題の本質は、力による現状変更が国際法や正義の原則を逸脱することにある。まず、国際社会は侵略行為に対し断固たる制裁を求めるべきだ。また、和平交渉は被害国の声とその主権を尊重する形で行われなければならない。そして、戦争の免罪符を与えるような外交は国際的責任を果たしているとは言えず、協力のあり方を再検証する必要がある。歴史は力の乱用が新たな不正義を生むことを何度も示してきた。
我々は過去の過ちから学び、公平さと法を重んじる価値観の再確認を通じて真の平和を築く決意が求められる。
ネットからのコメント
1、>プーチン大統領はウクライナがドンバスをロシアに渡せば停戦が可能という立場を明らかにした。こうやってウクライナは領土を失い、ロシアは領土を増やしていくのでしょうね...。このまま領土の割譲を認めれば、戦争の正当性を認める事になるのでは。そしてそれはロシアだけなく、中国も同じ事が出来ると考えないだろうかと思う。台湾、尖閣、沖縄...中国が占領すればそれが認められる可能性が出てもおかしくないと考えれば、その危険性が大きくなる。そして戦争しない為に領土の割譲を認めるなら、北方領土も返還される可能性が無くなると言う事。この問題を他国の出来事と日本は考えない方が良いと思うけど。
2、以前、さんざん報道されていた事だが、トランプ米大統領がロシアとの関係を深めた背景を思い起こすと、侵略者・独裁者のプーチンに対して、実質的には強く出ることが出来ないことは明白。米メディアによると、「不動産王」と呼ばれた自身の事業において、破産を繰り返して米国の銀行から融資を受けるのが困難になっていたときに救いの手を差し伸べたのがロシア人脈だった。
自身の会社の復活支えた資金は、ロシア人からのもの。周知されていることだが、彼は金儲け第一なので、自身の利益のためには、当然の動向だというわけだ。今後、自身の会社をモスクワに拡大していく夢をマスコミにも語っていたが、まだ捨てきれていないのだろう。
3、非常に残念だ。またあの悪しき世界大戦の時代に戻ろうとしているのか。トランプが戦争を止めたい理由は、これ以上の両国の犠牲者を出さない為ではなく、自分の存在意義や成果を国内および世界にアピールしたいからだ。100%侵略したロシアが悪いのに、ウクライナが核放棄した時の約束をロシアが無碍にしたのに、プーチンの言うことをそのまま聞いてゼレンスキーに合意しろと迫っている。もしこれが合意されたら、世界秩序は崩壊する。次は中国が台湾を武力占拠する。沖縄が危機を迎える。北海道もロシアに獲られるかもしれない。そうなっても、トランプは決して日本の為に戦わないだろう。時代は変わった。核放棄で世界平和をと理想論は分かるし、被爆国として非核原則を守らないといけないという気持ちも分かるけど、理想論を語って責められたら日本国民がまた大勢亡くなってしまう。
やむを得ないが核を持つ議論を始めるべきだ。
4、これでウクライナが飲めない条件でウクライナが拒否して、トランプが支援と武器販売を停止、というところまでがプーチンの狙いだろう。うまくいっても二州は手に入る、だめでも武器の購入をトランプが拒否するようになればそれもまたロシアには好都合、どちらにしてもロシアには失うものがない。トランプはまず民主党やバイデンを引き合いに出されておだてられて上機嫌になり、後はビジネスの話をしてお金で頭がいっぱいになったんだろうし。金欲と名誉欲が肥大した腐敗した大統領にはプーチン大統領の相手をするには荷が重い、TACOの真骨頂。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/95c7ebabf996519228216f7e678164d537b1c8a1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]