広島県広陵高校の野球部で発生した暴力事案が話題になっています。今年1月下旬、野球部内で集団暴行があり、学校は事を日本高等学校野球連盟に報告しましたが、対応は賛否が分かれています。3月5日に野球部が厳重注意を受けたにもかかわらず被害生徒は3月末に転校。8月、甲子園進出後に暴力事案がSNSで拡散され、炎上しました。誹謗中傷や爆破予告まで発生。
広陵高校は8月10日に甲子園辞退を発表。事件を受けてTBS井上貴博アナウンサーは「SNSの力」と学校と高野連の初動対応の甘さを指摘しました。
井上アナウンサーの発言が注目されている広陵高校の暴力事案には、明確な制度的失態があります。学校と日本高等学校野球連盟の初動対応があまりにも甘く、適切なケアが欠けていました。井上アナの指摘通り、この件は単なるいじめを超えた暴行事件です。制度の欠落がもたらした結果として、被害生徒は転校を余儀なくされ、加害行為自体が問題視されないままでした。解決策として、まず暴力に対する法整備の強化、学校内外の第三者による迅速な調査と報告体制の確立、被害者支援を徹底したケアプログラムの導入が急務です。現代の情報社会において、ただ情報を拡散するだけでなく、制度と社会の両面からの適切な対応を求めることが不可欠です。
価値観の違いを超えて、私たち全てが持つべきは、人命と人権を最優先する姿勢です。
ネットからのコメント
1、一般常識として考えると、指導でもないし、いじめでもない。これは暴行事件なので、広陵高校内や高野連でおさめる問題ではない。刑事事件として対象しなければならない。SNS が悪いわけではない。テレビでも当初は報道してなかったよね。スポンサー絡みの案件だろうからね。それがダメなんだよね。なので何にも忖度せずに発信できるSNS が信用をされるようになってきた。ここまで問題が大きくなったのはSNS のせいではなく、広陵高校、高野連の世間ズレした感覚が招いたものだと思う。
2、バランスの取れた冷静な見解を示すだけで賞賛されるというのは、それだけTV局の信頼が落ちてるということ。「ジャーナリスト」だから政権を厳しく責め立てるぞ!巨悪はどこだ!?とヒステリックに騒ぎ立てる活動家のような報道関係者には辟易としてる視聴者も多いです。このアナウンサーさんには今後も活躍して頂きたいですね。
3、オールドメディアだからとかSNSだからとか今はやたらと左右に振りたがる。
何でも極論を言ったり、極端に左右に振ったりすることで世の中の関心を引き、対立を煽る傾向が強く、世間もそれに誘導され踊らされている。ネット記事の見出しや記事の書き方などがそのよい例だと思う。井上アナのコメントは至極真っ当であり、本来はこれが普通。中道や中庸がいかに普遍的であるか、今一度しっかりとものの見方考え方を見つめ直したい。
4、「球児たちが一生懸命にプレーしてる姿を見せていれば自然と批判は収まるだろう」監督や学校関係者、高野連はこの程度の危機感しかなかったんだろうな。この舞台に上がる資格がないんじゃないか、という疑問に対して何も解決してないのに。犯罪犯した連中が日常業務に一生懸命だからって大目に見ようなんてならないのと同じ事。過去に同様の暴力事件が理由で出場辞退まで追い込まれた学校もある。高校野球は教育として扱うなら、道を外せば相応の罰を受けることを子供たちに教える、この基礎がめちゃくちゃになっている事が今回の騒動の礎になっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2b849be81d94b44541089096f5bdd939e2479acf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]