伊東市の田久保眞紀市長が学歴詐称問題で揺れています。市の広報誌に「東洋大学法学部卒」と記載していましたが実際には除籍されており、市議会は地方自治法に基づく百条委員会を設置しました。7月29日の委員会で市長の知人が「大学を卒業していない」と証言。その後、市長のSNSに特定可能な証人の情報や中傷が投稿され、市長はこの投稿に「いいね」を押すなど対応が適切でないとの指摘を受けています。
8月14日、報道陣から削除依頼を示唆したものの、実際の行動は未だ不透明です。8月16日更新のSNSで陰謀論を示唆し、発言と行動が一致しない状態が続いています。
田久保市長の事例は、個人の倫理だけでなく、背後に存在する制度の欠陥をも浮き彫りにしています。彼が学歴を詐称し、SNSを通じて重大なプライバシーの侵害を許している点は到底看過できません。問題の深層には、権力者の透明性と責任感の欠如があります。市長という立場にありながら信頼を軽視する態度は、システム全般への信頼を損なうものであり、市民の安全や安心が脅かされています。具体的な解決策としては、まず、市政における透明性を強化し、市議会や市民がリーダーの言動を監視できる枠組みを設けるべきです。また、市長自身が誤った情報を訂正し、適切な対処を迅速に行うための指標とガイドラインを策定すべきです。
さらに、個人の書き込みに対する規制と管理を徹底し、SNS上での倫理的管理体制を確立する必要があります。権力に甘んじることなく、市民が望むリーダーの姿勢を自覚し、徳を磨くことが問われる時代です。この経験を価値のある教訓とし、よりよい社会の実現に努めるべきでしょう。
ネットからのコメント
1、よくよく考えれば…自分の主張が正しいと証明するのは自分なのに言うだけ言って「そこは議会の方でお調べください」なんだから、話にならんと思うのよ。 「大学の友人に確認しました」ではその話の内容が事実であろうと百条委員会でその友人が証言しない限り意味がないのよ。だから彼女は「証人申請」をして友人を呼ぶ手続きをしないとダメなんだ。それすらしない。 19.2秒も同じ。そのテープを百条委員会に出して「ここからここまで」と示さないと意味がないんだ。大事なことはあの場所で証言することなんだ。それを「内容証明で送ってあります。読んでください」では偽証罪が問われる百条委員会での発言を避けているだけなんだ。 とても「情報を公開しクリーンな市政を」にならない。
メガソーラー反対派で彼女を支持している人たちは、こんな情報を出さない首長だとそれこそ「水面下で何をされるか」わからないことに気づいてね。
2、こういう首長が誕生してしまえば、すぐに解任することも送検することもできない。投票の重みというべきか法の甘さというべきか。ここには対立構造はなく1人vs全員だから周りがいくら正論をぶつけても通用しない。給与だけはしっかりと受け取り続けるのだろう。市民が不幸なのだろうけど、単純に市の職員や議員たちが不憫でならない。仕事は滞り一体何をやらされているんだという気持ちだろう。
3、一日も長く市長の職に居座りたいだけで、何一つ事実や進展が見られない。今では弁護士が厳重に金庫に保管しており、誰にも提出したり見せたりはしない。百条委員会では何も進展しない、一日も早く不信任決議を提出するしか無い。議会もまるで軽くあしらわれている。不毛な議論を重ねてもらちがあかないと思う。
4、なにかにつけて小難しい言葉でもっともらしい事を言うが、結局は論点をずらし、はぐらかし、時間稼ぎをして逃げ切れる道を探しているだけ。
そして残念ながら、人々の一番の関心である卒業証書は、白日のもとに晒されることはないまま終わる予感。究極、紛失・盗難まで持ち出す可能性まであると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/39c5a7b4a58ce0635c069eac49b93e4ef9800779,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]