事件概要:2025年7月22日に民間シンクタンク紀尾井町戦略研究所が実施した参院選後の意識調査では、今後最も期待できる政党として国民民主党が12.4%でトップとなり、2位は参政党の10.1%、3位は自民党の9.8%という結果が出ました。「期待できる政党はない」との回答は33.3%と最も多く、政治不信の根深さが浮き彫りに。
年代別では若い世代が国民民主党を支持する傾向が強く、物価高対策や党首の演説が選挙結果に影響を与えたとされています。調査結果は新たな政治情勢の到来を示唆しています。
コメント:政治に対する期待感の欠如は、現代日本の深刻な問題です。全体の33.3%が「期待できる政党はない」と答える状況は、政治への不信感を示すだけでなく、国民の声が反映されない現実を物語っています。国民民主党の躍進や自民党の順位低下は、単なる支持政党の交代ではなく、政治の枠組みが崩れつつあることを示唆しています。政府や政党は、もっと有権者との信頼関係を築く努力が必要です。物価高対策を最重要視する有権者が多い中、政策実現に向けて具体的な行動を示さなければ、政党への期待はさらに低下するでしょう。重要なのは、言葉だけでなく、実際の結果を出すことです。
政策で信頼を取り戻すには、消費税減税や現金給付などの具体策を進め、政治家個人の魅力以上に、問題解決能力を見せる必要があります。
ネットからのコメント
1、バブル後の日本経済は、凋落の一途を辿っており、その政治責任は自公政権にあり、民主主義が本来的に機能していれば、政権はもっと早い時期に交代していてもおかしくない。しかし、硬直的な組織票や、オールドメディアに操られる高齢層、低い投票率に阻まれて、国民が豊かさを実感できない政治が続いてしまっている。しかし、SNS等の力を得てようやくこの閉塞した日本を変えようとする政党が頭角を現している。その結果がどこに向かうか、それはまだ分からないが、このまま国民不在の自公政権を続けていても日本に明るい将来はないという判断がようやく表面化しつつあるのだろう。
2、石破氏は総選挙では自公で過半数、参院選では自公で50議席以上での参院過半数を責任ラインとしていましたが結果は惨敗。その時点で総理総裁を辞任するのが筋道なのですが、居直りの続投宣言。どの政党の党首も事実上の政権選択選挙と位置付け、国民の信を問うと選挙を戦ってきたはず。
石破氏が辞めないのならば、野党第一党の立憲民主党が内閣不信任案を提出し、総選挙で国民の信を再度問うべきではないでしょうか。現時点で解散権を持っているのは立憲民主党の野田氏ですが、立憲民主党も改選議席+−ゼロでしたから、事実上の敗北で総選挙をすれば国民民主党と参政党に議席を持って行かれるのを分かっているから、内閣不信任案が通ってしまうのが怖くて仕方ない。石破氏はこれを知っているから、恥知らずにもかかわらず強気に続投を宣言できる。自民党も腐りきっているが、立憲民主党も同様に腐っています。
3、共産党や社民党、れいわは、何かと声が大きいですが、実は国民のほとんどから支持されていません。現実的な政策ではないからです。それなのに自分達の主張は100%正しくて、そうでないものは間違っていると強く断言するところが逆に怖く感じます。ある種の宗教のようなものです。多様性を主張しながら、他の主張や意見に謙虚に聞く耳を持たないこれらの政党は、残念ながら若者から支持れず、徐々に衰退するだけなのではないでしょうか?
4、国民民主党は代表の玉木さんより、幹事長の榛葉さんを信頼している有権者は多いと思う。実際に演説・答弁・実行の受け答えを聞いても、説得力はあるし、心から尊敬できる政治家だと個人的には思ってます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9819ee5b347238ec496c3b7b6f6533db3ff89c36,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]