事件概要
2023年7月31日、静岡県伊東市の田久保眞紀市長は学歴詐称問題を巡り辞意を表明したが、その翌日、辞意を撤回し市長として続投する意向を示した。辞意撤回の理由として、図書館建設の中止やメガソーラー計画の白紙撤回など、掲げた公約の実現を挙げた。
続投宣言後、市役所には300件以上の批判や苦情が寄せられ、市議会も不信任決議を検討中で、伊東市政は混乱の中にある。市民からの応援の声は少数派で、多くは市長の辞職を求めている。
コメント
田久保市長の辞意撤回と続投宣言には、市民や議会の深い不信感が浮き彫りになった。学歴詐称という重大な問題を抱えた市長が辞職を撤回することは、政治家としての信頼を大きく損なう行為であり、市政の混乱をさらに加速させる危険性が高い。このような事態を招いた背景には、行政の透明性や選挙後の対応の不備が見え隠れする。市民の信頼を取り戻すためには、まず学歴詐称問題に対する完全な説明と謝罪が求められる。それがなければ、今後も市政は混乱を続けるだろう。具体的な解決策としては、市長の即時辞職、市政の中立的な運営のための補佐機関の設置、市民との直接的な対話の場を設けることが挙げられる。
市民の声を無視した政治は、もはや許されない。
ネットからのコメント
1、不信任案が可決されても議会解散で応じるだろう。とすれば市議会議員選挙→再度の不信任安提出されて可決されればさらに市長選挙と2回選挙が必要、これじゃ無駄が多すぎる。不信任が可決されたら即市長選で、というように法改正できないのかな。まあ今の世の中辞めたくない人(この田久保にしろ石破にしろ兵庫の斉藤にしろ)に有利な制度になっているよな。それだけ選挙結果に重みを持たせているんだろうけど、一回の選挙だけで全てがわかるわけではないし、辞めさせるハードルはもう少し低くてもいいんじゃないか
2、メガソーラーは、2017年に議会で反対を決議して、とっくに終わった話では。それを「水面下で動いている」と適当なことを言い、加えて学歴詐称以外にも、市長を辞めるや卒業証書を検察に提出すると言ったことも、1カ月もしないうちに反故にし、どこまでも嘘で固めた適当な人では。図書館やメガソーラー反対などは、賛成の人にとっては正義でも、反対の人には悪政となり、人によって賛否の分かれる相対的な正義です。
一方「嘘をつかない」「法律を守る」といったことは、議論の余地のない絶対的な正義です。相対的な正義より絶対的な正義が優先するのは子供でもわかることです。学歴詐称以外にも、この1カ月だけでも 言ったことを反故にし嘘を重ねる市長が、支援者が望む政策を約束どおり実現すると何の根拠で信じるんでしょうか? どうしても、支援者が望む政策を実現したいなら、信頼できる別の人を担ぎ出した方が実現可能性は高いのでは。
3、この「応援する」7人は、田久保氏が続投することで、どんなメリットがあると思っているのだろう。田久保氏はメガソーラーや図書館建設の問題があるので続投と言っているが、それはもう決着がついていることだという。しかも、田久保氏が居座ることで予想される、選挙費用やイメージダウンによる損害は、図書館1つ分位になるのではないか。もう、デメリットしかない。ここまで市民や議会、職員などとの信頼関係がなくなったトップに、何もできることはないだろう。新しい市長のもとで、滅茶苦茶になってしまった市政を立て直してもらってこその話だ。
4、市民としては、図書館・メガソーラーの公約より早く辞めてくれって事なんだろね。この人ならば、と選んだ人がこんなだった。期待してただけに裏切られた時はその反動で大嫌いになってしまった。そんな所だろうか。市長リコールはまだ出来ないようだから、市民としては「辞めてくれ」コールか何かをして直接市長に声が届くような事をしてみてはいかがでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/070ed26052c0749c0ecc9fe4361e6359121257a7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]