立憲民主党の野田佳彦代表が、石破政権との対決姿勢から政策の一致点を探る「解決」路線に転換しつつあります。参院選後、新興政党の躍進を受け、既成政党離れを懸念して実績作りを急ぎ、給付付き税額控除や企業・団体献金の見直しを巡り自民党との協議を進めています。しかし、他の野党には警戒感が広がり、連携が難航する中で、政権運営の不透明さを抱え続けています。
国民民主党やれいわ新選組からは立民の「変節」に反発の声が上がっています。
政治における「対決から解決への転換」は基本的に義務ではありませんが、そのプロセスと意味は慎重に評価する必要があります。対決姿勢を前面に出していた政党が突然「解決」を強調する状況に、実際の意図がどれほど誠実であるかを問う声もあります。現状の政治体制の緊張感を考慮すると、すべての政党が自己の信念を貫きつつ協力できる場が必要です。具体的な解決策として、透明性のある政策議論、広範な有権者への情報提供、そして意思決定に関する開かれたプロセスの確立が求められます。これにより、政党間での信頼関係が築かれ、政治的な問題を国民利益に照らして解決する力が強化されるでしょう。最終的には、政治とは功利主義的な活動に過ぎず、国民の信頼を得るには価値観の再評価と行動の整合性が求められます。
政治は公共の場であり、一時的な利益を超えて長期的な視野での責任を持つべきです。
ネットからのコメント
1、安易に連立を進めようとする姿勢には大きな疑問を感じます。なぜ立憲が議席を伸ばせず、現状にとどまっているのか――その点を十分に理解できていないのではないでしょうか。野田氏には野党第一党の代表としての自覚や明確な信念が見えず、決断力に欠けているように感じます。一時的な流行に合わせて耳障りの良い言葉を並べても、実際に決断できずチャンスを逃している限り、国民の支持は得られないでしょう。こうした姿勢が続けば、立憲民主党は信頼を失い、存在感を失っていく可能性があります。また、野田氏を代表に据えていること自体、議員たちの資質や党の方向性に大きな課題があることを示していると思います。
2、先の選挙が事実上の敗北だったことから今までの路線ではもうダメだと認識したのだろうが、世界的なリベラルの退潮を見ればリベラルの言うことが夢物語で国民のためにはならないと言うことがもうバレてしまっている。立憲は今さら何をしても縮小傾向は止まらないしだろうし、ましてや自民党と是々非々にしても協調するようであれば尚更支持率は下がる一方だろう。
大変良い傾向で好ましい。
3、まぁ予想されてた事だよね。大連立構想は何度も記事にされたし、そこまでいかなくても協力は十分にあり得る。立民サポーターのサンモニなどが最近石破を持ち上げてるのも証左になる。記事にはないが、法人増税の話もしてるよね。協力すれば当然増税が出てくるわな。追い詰められたサヨク(自民も今は完全に左)がなりふり構わずの姿勢を示しつつある。ここに追い詰められた同士の維新も加わるかもしれない。もちろん社会保障費の軽減など棚に上げてな。
4、>参院選では「手取りを増やす」と訴えた国民民主、「日本人ファースト」を掲げた参政党が躍進。伸び悩んだ立民は次の衆院選へ危機感を強めた。行おうとしてる政策が自民と同じ増税路線なら、いくら反自民の人が多くても立憲の支持が増えないのは当たり前でしょう。有権者の支持を増やしたいと思うなら、まず有権者が望む政策を言う事が第一歩だと思う。尤も、国民に支持されない政治家を政治家にしている事も、支持を伸ばせない原因の一つだと思うけど。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/797dd98cd52651f0936f185cd11b5818e5586d46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]