2023年10月17日、NPBの「JERA セ・リーグ」で、前マリナーズ3Aの藤浪晋太郎投手が3年ぶりに日本のプロ野球マウンドに立ちました。対戦相手の中日は、藤浪の制球力の問題を考慮し、球団史上初めて全員左打者をスタメンに起用しました。井上監督は、藤浪の右打席への抜け球を警戒し、「怪我人を出したくない」とこの奇策を説明しました。

試合は延長12回の末、DeNAが5-4で勝利しました。TBSの総合司会である安住紳一郎アナウンサーは、ドラゴンズの対応策に疑問を呈し、意図した戦術が倫理的に正しいかという問題を提起しました。

藤浪晋太郎投手の制球力の問題に対する中日の対応には、いくつかの批判を指摘せざるを得ません。まず、藤浪の制球問題は周知の事実ですが、怪我のリスクを避けるため全員左打者を起用するのはスポーツの精神において疑問を抱かせます。現状の問題は、藤浪自身の投球改善に対策を促し、中日が怪我を避ける一方で本来の競技精神を欠いている点にあります。この状況を改善するためには、まずは藤浪の技術向上を支援するコーチング体制の強化が必要でしょう。次に、中日の創意工夫とともに、安全で競争力のある試合運営を心掛けるスポーツ倫理の強化が求められます。

また、リーグ全体でプレーの安全性を啓蒙する取り組みを設けることが考えられます。スポーツは競技者の技術と努力を評価する場であり、競技精神を尊重すべきです。この異例な戦術は、スポーツの価値を問い直すきっかけとなるでしょう。

ネットからのコメント

1、攻略のためではなく危険回避のために左打者を並べられた事をプロとして藤浪は恥ずかよしいと思わないとこれで抑えたとか言うてるうちは改善しないしそれともこういう危険要注意選手としてやっていくつもりか！実際昨日も右打者なら相当危なかった球が何球かあった

2、先発なら対策が取れるけど中継ぎならどうしたら良いのか。当たらなくとも必ず右打者には抜けた豪速球が襲いかかる。主力の右打者の身体を守るとともに、抜け球を意識することで調子を悪くしてしまう心配もある。

3、これでいいと思います。監督、コーチが決めた事なので何の問題もないと思います。松中コーチは、「右打者が内角の球を意識してかかと体重になったり、しっかり踏み込めなくなったりして、それぞれのバッティングを崩してしまうことにもなりかねない」と言っています。

逆に監督、コーチは藤浪に対して前足体重でしっかり踏み込んで打てと言えないでしょ。右打者が変に恐怖心を植え付けられたり、その後のバッティングに影響するならオーダーを組まないことは当然のことだと思います。

4、別に良いと思う。井上監督のチームとしての思惑です。竜ファンとしては、スタメンの左打者打線で藤浪投手を攻略して欲しかったですね。相手投手を揺さぶるとか、相変わらず全く工夫がない選手が多いですね。試合に負けたことで、更に後味が悪くなりました。