事件概要:2025年7月26日、参政党の「日本人ファースト」の政治キャンペーンに関して、党の影響力が急激に増加した理由は、選挙エンターテインメントを提供することで群衆の関心を引き、広範な支持を得たことにあると指摘されています。この動きは、小泉政権の影響を受けて流動化した日本の選挙戦における「勝ち馬に乗る」心理に基づいています。
参政党は「日本人ファースト」といったキャッチコピーを使って、エンタメ化された選挙に乗り、支持を拡大しました。選挙戦の成功には、具体的な政策よりもシンプルで直感的なキャッチコピーが求められていると分析されています。
コメント:この状況は、政治がますますエンタメ化し、選挙の価値が単なる楽しみや興奮に変わっていることを象徴しています。国民は、詳細で実現可能な政策よりも、刺激的でシンプルなキャッチコピーに心を奪われがちです。選挙の主題が「物価を下げる」などの直接的なスローガンに置き換わる中、政治家は実行可能な解決策よりも、聴衆を惹きつける言葉に過剰に依存している現状が見受けられます。この状況を打破するためには、選挙戦における真摯な議論と具体的な政策が再評価される必要があります。具体的で現実的な政策が見過ごされ、短期的なエンタメ的魅力が勝ってしまう現代政治のトレンドは、未来に向けた持続可能な社会の構築にとって非常に危険です。
ネットからのコメント
1、「オールドメディアの改革」まぁ言論弾圧とか表現の自由への侵害とか言われるけど。だとしても「オールドメディアは正しくてSNSは間違いだらけ」ってのを意識改革して「オールドメディアとSNSには等しく間違いはある」「オールドメディアだけが正しいわけではない」って意識して欲しい。まぁそれが出来ないから「オールドメディア」たる所以なんだけどね
2、選挙運動でキャッチコピーを勇ましく連呼したり他党の悪口を言ったりすれば確かにウケは良いんだろうが、地味でも直向きに今の政治の欠点に向き合い、改善点を提案できる政治家がこれからは評価されて欲しいなと感じる
3、物事を伝えるのに「分かりやすさ」は大事だと思うが政治に置いては当てはまらないと思う。それこそ小泉政権の「郵政改正」がそれだ。分かりやすくて、ワンイシュー化して国民も熱狂して支持したが、今となれば底の見えない郵便サービスの低下、地方郵便局の閉鎖による過疎化の加速、そして保険を通じた国益流出だ。政治は一言で説明出来るほど簡単な作りをしていない。
それを省略しようとすると正しく意味が伝わらないし、弊害を見落とす。しかし昨今の政治家はその分かりやすいキャッチフレーズばかりを探そうとする。支持を得るのに手っ取り早いからだ。これは国民の方で賢くなる必要が求められるのだが、近年の政治を見てもそれとは程遠い状態しかない。だから日本が没落する。
4、強烈なキャッチコピーで有権者を惹きつけたとして、次の選挙までにそれが事実であったかどうかは割と冷静に見てると思います。ただし、今回の参院選で幾つかの政党は、従来話すだけで様々な団体に滅多打ちにされてきた外国政策に対して、改善しようと公に出した事は、意義があったと思います。また円高は賛成ですが、物価を下げるという行為はかなり難しく、結局消費税の減税をしながら、所得とのバランスを取るのが現実的な気がします。少なくとも石破氏の理屈だけ毎回こねながら、「反論」が得意なだけで何ら実現へと向かう気配の無い姿に立憲同様リベラル人独特のものが見られ、うんざりしている国民も多いのではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6f81ca43b6878ce9c1750da18685faaea59509b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]