2025年3月15日、JR南武線はダイヤ改正を行い、車掌の乗務を廃止し、運転士が運転とドアの開閉を担うワンマン運転を開始した。これにより、通勤時間帯の遅延が拡大していることが、8月8日のJR東日本横浜支社の調査で明らかになった。特に、新たに導入されたドア開閉システムが遅延の原因となっており、従来よりもドアの開閉に数秒余分にかかり、その結果、全線で10分以上の遅延が発生するケースが増加している。
改善策として、秋以降に車両の改修が進められる予定。
JR南武線のワンマン運転導入に伴い、朝の通勤ラッシュ時の遅延が増えている問題は、単に運行のスムーズさを欠くだけでなく、利用者にとって大きな不便を強いています。特に、ドア開閉システムの動作が遅れることで、数秒の遅延が積もり積もって10分以上の遅れを生じているという点は、改善の余地が大きいと言わざるを得ません。今後、車両の改修が行われる予定ですが、その前に、システムの最適化と運行計画の見直しが必要です。技術的な問題だけでなく、乗客の負担を軽減するために、柔軟な対応策を早急に導入すべきです。また、ワンマン運転の導入前に、システムの検証を十分に行い、より慎重な準備が求められます。
ネットからのコメント
1、システムがしっかり出来てないのに、現場を知らない役員が安全を度外視して、合理化を無理やり進めた結果ですよ。南武線なんて昔と違って凄い混雑なので、遅れるのは当然ですよ。現場を管轄する部長あたりが、会議でしっかり意見しないから、こんな無茶苦茶な改革が進むんですよ。机上で物事を決めず、もっと現場の意見を聞くべきですね。
2、ホームドアができて時間がかかるようになり、車掌がいなくなって時間がかかるようになり、車両改修しても結局運転士が今まで通り車掌の仕事までやるんだから焼け石に水程度の時間短縮だろう。これでも遅れたら次は運転士に仕事を急がせて更に労働条件を厳しくするか、ダイヤを今より遅くする変更をするかだろう。JRの言う通り人手不足を鵜呑みにしたとしても、こんな現状じゃ乗務員のなり手は更に減り、乗客は不便になる一方の未来しか見えないね。
3、元鉄道会社にいた人間の感想としては、首都圏でのワンマンは一部の路線を除いてかなり無理があると思います。例えハード面が改良されて良くなったとしても結局それを扱うのは人間です。
車掌が行ったドア扱いでさえラッシュ時には駆け込みやドア挟まりなど大変気を使い遅延が生じるものです。それを運転士だけで行う事は、相当ストレスがかかりますし、お客様の安全を考えるととても不安です。現役の運転士の今の心境を思うと心配になります。
4、通勤で南武線使ってますが、他の路線と比べると、確かにホームドアと車両扉の開閉タイミングなのか、明らかに遅いのがわかります。通勤・通学時間帯は激混み路線 人員不足はわかりますが、ラッシュ時だけでも車掌さんを入れた方がいいのでは。無理な踏切侵入でしょっちゅう緊急停止もあるし。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c7dda25fa6699eb71e1310ce4babcdad3c982fa1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]