8日、バンテリンドームで行われた中日対広島戦は2―3で広島が勝利。中日は序盤2回、三塁チェイビスと一塁ボスラーの守備ミスで二、三塁のピンチを招き、先発マラーがプロ初先発の前川に2点適時打を許した。延長11回、同点からマルテが暴投し三塁走者が生還、これが決勝点に。マラーは4敗目(1勝)。前夜は8得点で快勝し連勝ムードだったが、広島・高に7回無失点と封じられ、再び勝機を逸した。
試合の敗因は単なる「運の悪さ」ではない。エラーと記録されなくとも、プレー精度の低さは事実だ。プロである以上、基礎技術と集中力は結果の根幹であり、そこが崩れれば試合は崩壊する。助っ人選手のミスが連鎖する背景には、守備練習の質・量不足、状況判断の甘さ、そしてチーム内での危機感の共有不足がある。改善には①守備練習の徹底と実戦形式での反復、②試合中の守備配置や指示の再検証、③助っ人含む全員に対する定期的なプレー評価とフィードバック制度が必要だ。勝負の世界で「隙」は即、敗北を呼ぶ。求められるのは華やかな一打ではなく、当たり前を外さない堅実さだ。それこそが勝利を呼び戻す唯一の道だ。
ネットからのコメント
1、井上監督ではこれ以上の浮上は難しい。そういうことではないでしょうか。采配面でも作戦面でもあと1歩のところまでいっても届かない。
采配によっては勝てた試合を落とした試合が多すぎる。就任一年目だから解任しないのではなく、ここまで取りこぼしが多いのであれば体制は刷新すべきだと思う。試合後も個々の選手に対する言及が多く、采配面の問題にはほとんど触れられていない。ここが井上体制の限界ではないかと思います。
2、チェイビス選手とボスラー選手は、ミスをしてもその日のバッティングで取り返すチャンスがある。ただし、ピッチャーのマルテ投手は、ミスしたらその日に取り返すチャンスはない。不平等かもしれないが、だからこそピッチャーは余計に慎重に行って欲しいがこのミス。ミスした方が負ける典型的な試合内容。細川選手のホームランで盛り上がったが、ただ単に試合時間だけが長い後味の悪い試合になった。
3、今シーズンのドラゴンズはここまでの頑張りまでかな。夢斗が初勝利した試合では長打も絡めて効果的に得点してたので夢斗と共にこれから乗っていけるかなぁ!と思った矢先の単純ミスばかり。凡事徹底をこのオフにしっかりと植え付けさせることが大切ですね。強いチームはそこが基本的には出来ているかなね。
近い将来、宏斗と夢斗の両輪エースを軸に強いチームを作るために凡事徹底させて下さいな。
4、大小さまざまなミスがあったが、最大の采配ミスは9回の攻撃で2塁ランナーに代走を出さなかったことだ。「延長戦になった場合を考えた」とのことだが、この考え方が既に間違っている。ドラゴンズは投手力を軸に勝つチームなのだから温存できるならば出来るだけ投手を使わずに試合を進めるべきだ。つまり、投手をより多く使うことになる延長戦は極力避けるべきなのだ。仮に延長戦で勝ったところで消耗した投手陣では次の試合やそれ以降の試合で必ず影響が出る。「延長戦になった時点で負け。」この考え方でドラゴンズの采配はするべきである。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b7feb5b4349536cf860afdedbfc037238b9bf861,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]