18日午後4時すぎ、静岡県側の富士山須走口で、17歳のアイルランド人少年が下山中に転倒し、頭や背中に擦り傷を負った。友人3人と登山中で、登山用装備を使用していたが負傷し、登山者から消防へ通報。御殿場警察署の山岳救助隊や消防隊が対応し、須走口7合目から5合目まで交代で少年を背負って救助した。少年は「心が折れてしまった」と話し、無事救助された。

今回の救助で見えたのは、山岳救助隊の献身的な働きと同時に、高山登山に対する安全意識の重要性です。17歳の少年が装備を整えていたにもかかわらず、転倒によって自力下山できなくなる事態は、富士山が決して簡単な観光地ではないことを示しています。近年、富士山では準備不足や無理な登山による事故が繰り返されており、「登れる山」という軽い認識が危険を招いています。
本質的な問題は、登山者自身の判断だけに安全を任せている現状です。
対策として、①登山前の安全講習や注意喚起をさらに強化する、②天候や体調による危険時には入山制限を徹底する、③外国人登山者向けの多言語案内やルール周知を拡充する必要があります。
人命を救う努力は尊い。しかし、本当に目指すべきは「事故後に救助できる社会」ではなく、「無理をする前に事故を防げる社会」です。勇気ある救助隊に頼る文化ではなく、安全を最優先する登山文化こそ育てるべきです。
ネットからのコメント
1、このようなニュースに接する度に思うんだけど、登山なんてごく一握りの人の道楽なのに、なぜ登山者のために税金を使って警察や消防が救助活動をしないといけないんだろう?救助する側も命懸けの場合だってあるだろうし。遭難者は放っておけばよろしいとまでは言ってはいけないけど、山岳保険とか登山保険というものもあるみたいだから、救助隊を民営化して、完全に受益者負担にしたらダメなのかな?そうしたら登山者のモラルや安全意識も向上すると思う。
2、99歳の婆さんやら、擦り傷程度で心が折れる外国人やら…山岳救助隊の皆さま毎日お疲れさまです。
ひと口で背負って降りるって言うけれど本当に大変な作業だと思う。自分の体力把握もほどほどに、安易に富士山登って悪くいけばお気軽に他力本願とか、あまりに身勝手なのが多すぎると思う。せめてレスキュー費用の一部程度は自己負担でもさせないと、今後もこうした事例に歯止めが効かないように思います。
3、足が折れたならまだしも、心が折れたなら救助は要らないだろ。17歳で友だちと一緒。何の為の友達だよ、まずは友達におぶってもらえって。こういう富士山のトラブルの話見てると、他人を頼るハードルが低くなってやしないか心配になります。挑戦するのは大事かもだし、周りにも登った人はたくさん居ますが、皆んな口を揃えて「滅茶苦茶大変だった。」「無理だと思ったけど、引き返せなかった。」と言う。富士山に命を落とす難所はほぼ無いが、それでも単独峰での登山。楽なわけがない。今一度、登る前に断念するラインを決めておいた方がいいと思います。私は家出る前にそのラインに達します。
4、タイトル見て「心が折れた」ってどういう意味かと思いました。
自分が勝手に来て、勝手に転んだんです。しかも重傷かと思ったら擦り傷で。擦り傷なら歩けるでしょう。その台詞を言いたいのは軽い気持ちで来て、安易に救助を要請する人を背負って下山する救助隊員の方では?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cd27b27e2f97defced0627a92bfe3f39fdb44954,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]