小泉進次郎農水大臣は、フジテレビ系「イット!」に出演し、新米の価格についてコメントしました。福岡県内では新米が5キログラムで4210円から5163円で販売されており、24年産のコメ価格と比較してそれほど差がない状況です。キャスターから適正価格を問われると、小泉大臣は備蓄米の価格や資材の高騰、天候の影響を指摘し、「現時点で新米の価格を断定するのは難しい」としました。
街頭アンケートによれば、消費者が考える適正価格は平均3173円でした。小泉大臣は農家の経済状況を考慮し、価格転嫁の必要性を消費者に理解してほしいと訴えました。
小泉進次郎農水大臣のコメントは、米の価格設定における複雑さを浮き彫りにします。新米の適正価格を断言せず、資材の高騰や天候不順を理由に価格の変動を正当化する姿勢は、農家の実情に寄り添う一方で、消費者を混乱に陥れる可能性があります。問題の本質は、農業のコスト構造の透明性と価格設定の公正さにあり、これらは消費者と農家の双方が納得できる仕組みの欠如によって引き起こされています。解決策としては、農業資材の価格安定化を支援する政策強化、価格情報の透明化を消費者に提供するシステムの構築、さらには農家と消費者の意識を合わせるための教育と対話の促進が必要です。
この課題に対する取り組みは、農業の持続可能性と消費者の信頼を高める鍵です。価格設定の不透明さを放置することは、産業の存続を危ぶむだけではなく、消費の信頼を揺るがすという二重のリスクにさらされるのです。
ネットからのコメント
1、そりゃ100g1000円以上の神戸牛を普通に食べる家だってあるのだから、その人達にとっては買える価格で、その人達向けには適正価格なのです。でも肉を100g100円程度のものしか買えない人だっているのです。そんな人にとっては肉は100g100円が適正価格なんです。だから5000円のコメがあってもかまいません。その代り2000円以下のコメも市場に出して下さい。それは輸入米でも、すこしぐらい味が落ちる国産米でも構いません。貧富のある社会とはそういうことなのです。貧しければ貧しいなりに生活できる社会にして下さい。そうでなければ、お金を給付することになります。
2、国内のブランド米を守りたい気持ちはわかるけど 低所得者が多い国内においては外国産米の自由化もすべきだろう消費者に自由に決めてもらうのが一番だとも思うしね国内の農家を守る為に 国民なら犠牲になれというのは違うとも思うしね主食を自国民が誰でも食べられないのなら江戸時代と変わらないとも思う個人的には10キロ二千円台から銘柄米は一万円でもいいと思うそれは海外産の米も店頭に並べ消費者に選ばせてもらい。
3、備蓄米もほとんど無くなったから新米が出始めてからは価格が下がる要素は無いと思う。農家の方々も大変なご苦労をされているわけだから、市場原理に基づき収まった価格が適正価格なのだろうと思う。それに対して政府として農家の方々にも国民にも益となる政策を期待したい。備蓄米を放出したスピードは評価されると思うが、備蓄米が無くなった今は有効な政策を打つことの難易度が上がったと思う。
4、コメ価格がどの辺が適正であるのかという基準もなしに備蓄米を放出し市場にコメをジャバジャバの状態にしたというのか。もしそうであるとすれば、指針も無しに行き当たりばったりの政策をしていたことになる。行き当たりばったりの政策、それが今までの農政であり同じ事をやろうとしているとしか言いようがない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/de572d77cf676814102d1da1e3522a681ce5a2a6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]