8月14日、京都府と京都市は、全国高校野球大会での京都国際高校へのSNSでの誹謗中傷に対し、削除を要請しました。京都国際高校は韓国語の校歌を持つことから誹謗中傷を受けており、去年の優勝時にも同様の問題が発生しました。今年も同校が大会に進出し、SNS上の投稿は2000件を超えています。特に8月13日の試合後に投稿された3件が民族差別を助長する内容だったため、法務局に削除を申請しました。
府は引き続き関連投稿を監視し、必要に応じて対応すると表明しています。
この事例は非常に憂慮すべき問題を提起しています。全国高校野球という晴れ舞台で好成績を上げた京都国際高校が、韓国語の校歌を理由に誹謗中傷を受ける事態は、深刻な社会病理を示しています。個々の誹謗は単なる偏見に基づくものですが、こうした行為が続く背景には、情報化社会におけるメディアリテラシーの欠如と、法的措置の不十分さが浮き彫りになります。具体的な対策としては、第一にSNS運営企業の責任強化、第二にネット上での悪質ユーザーへの厳しい法的制裁の導入、第三に学校や地域社会における多文化理解教育の推進が挙げられます。この事件を受け、スポーツの精神を損なうネット上の偏見や差別を許容しない社会づくりが求められています。個々の多様性が尊重されるべき場においてこそ、真の平等が実現されるべきです。
ネットからのコメント
1、せめて校歌だけでも新しく作ったれよとは思う歌いだしから東海のフレーズ出てきてみんな扱いに困ってるやん
2、マスコミの質も疑問ではありますが、それと同じくSNSの民度も下がっているのは事実ではないでしょうか。匿名だからといって好き放題になりすぎるのも問題かと思います。
3、生徒や先生、保護者からも校歌を変えてほしいと要望してるのに校長が頑なに拒否してるんだってね。生徒のことを考えられないなら校長なんか辞めるべき
4、京都の他のチームはもっと頑張れ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/989093ac6aa80e398ea2c9d0b07f6c8693ccf156,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]