韓国の李在明大統領は、昨年6月に就任して以来初めての中国訪問を行い、国賓として迎えられた。彼は北京で中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、経済協力策や朝鮮半島の非核化問題を含む東アジア情勢について議論した。これは昨年11月の韓国・慶州での会談以来2回目の会談である。両国間の関係は、2016年に在韓米軍がTHAADミサイル防衛システムの配備を決定して以来冷え込んでいたが、今回の訪問はこの関係改善の確認を目的としている。また、中国は近年の台湾有事を巡る日本の動きに対し圧力を強めており、韓国への厚遇を通じて日韓の離間を狙っている。李氏は上海で、日本による統治に抵抗した朝鮮の独立運動家たちが設立した大韓民国臨時政府の庁舎跡も訪れる予定である。

今回の韓国大統領の中国訪問は、日韓の離間を狙う中国の戦略が見え隠れする場面となった。
中国は、韓国への優遇を通じて日本との対立を煽り、地域的な優位性を築こうとしている。中韓関係が改善されること自体は歓迎すべき発展だが、その裏には地政学的な競争が潜んでいることを見過ごしてはならない。米国のTHAAD配備以来冷え込んでいた関係の修復は、両国が有効な経済協力策や地域安全保障の枠組みを構築する契機となるが、日韓関係の脆弱性をついた外交戦略には注意が必要だ。各国が地域の安定を脅かす行動に加担することなく、互恵的な関係を築くためには、公正かつ透明性のある外交が求められる。特に韓国は、歴史的な遺産や国際的立場を活かし、中国との関係改善を進める一方で、日本や他の地域パートナーとの協調を損なわないようバランスを取る必要がある。そして、これらの調和が持続的な平和を構築する鍵となるだろう。
ネットからのコメント
1、李在明さんはもともと親中路線の為政者だから今度の訪中自体はさして驚くことではないと思うよ。歴史的に見ても韓国の外交自体、そのときの状況に合わせてどっちつかずの態度を取り続けてきたしね。
韓国国内では今回の李大統領の訪中を歓迎しない世論も多いから、支持率に影響するかもしれない。今のところ、李大統領は慰安婦問題などの日本と解決済みの歴史問題を外交のカードとして表だって使ってきてはいない。ただ、支持率が落ちてきたときに、以前のように国内世論を集めるために日韓請求権協定を反故にする動きをしてくる可能性はあるだろう。日本にとっては未来志向の関係を構築することは難しい隣国であることには変わりはないだろうね。
2、日韓の離間狙うも何も。日韓は仲良かった歴史すらない。李在明は高市発言で仲悪くなった日中関係を利用して、対中ODAとかで日本企業が長年間確保していた中国市場のシェアを奪おうと画策している。日本は中国とのデカップリングを進めているから、その企みは恐らく成功するだろう。
3、中国が李在明大統領を国賓として厚遇する背景には、日米韓の連携を揺さぶりたいという明確な狙いが見える。韓国は最新鋭戦闘機F35を運用しているものの、日本との整備連携には国民感情が絡み、合理性よりもメンツが優先されてきた経緯がある。
そこへ中国が近づき、経済や外交で距離を縮めようとしているのだから、東アジアの力学はますます複雑になる。もちろん、F35という米国主導の機密兵器が中国へ直接渡るような事態は制度上ほぼ不可能だが、「同盟より世論や政治感情が優先される国」というイメージが強まること自体が問題だ。中国はそこを突き、韓国を“レッドチーム寄り”へ少しずつ引き寄せ、日本との距離を開かせようとしている。日本としては、感情論ではなく現実的な安全保障判断を積み重ね、地域の安定をどう守るかが問われている局面だと思う。
4、韓国って、アメリカに原潜開発をねだってませんでしたっけ?わけわからないのは、国民性ではなく、政治家の方々の姿勢でしょう。はたして、我が国はどうでしょう。まわりを気にしないでも良いように、独自に自衛力をあげてほしいです。竹島奪還、尖閣の自衛隊基地化。強い日本国になってほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5affa20c3c0a4fa1e1be5810d5b2107dd184da96,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]