12月5日に日本高校野球連盟は、未来の大会に向けて試合の7イニング制移行を2028年から導入する方針を示した。これは試合時間を短縮し、熱中症予防につながるが、打者が不利になる、選手数が減るという課題もある。元プロ野球選手の落合博満氏は、テレビ番組で「高校球児の声をもっと反映すべきだ」と指摘。彼はピッチャーの球数制限についても、高校球児が希望する声があるのではないかとの懸念を示した。
また、7イニング制になるとコールドゲームが3回になり、出場選手数が限定されるとの疑問を呈した。

7回制を推奨する高野連の決定は、健康管理の観点からは利点がありますが、大きな問題を孕んでいます。落合博満氏が示したように、高校球児の意見が適切に反映されていないことは看過できません。彼らの声こそが、高校野球の本質を形成する重要な要素であるべきです。まず、球児の意見を直接集める場を設けるべきです。そして、球数制限に関する柔軟なルールを検討し、球児の選択肢を広げる必要があります。さらに、選手の全体的な参加機会を保障するために、試合形式を調整するべきです。これらを実行することで、既存制度が抱える欠陥を是正し、高校野球の未来を真に支えるものにするでしょう。球児の夢を守ることこそが、社会の責務と言えます。
ネットからのコメント
1、私も高校で野球を辞めた昭和の元高校球児です。当時は球数制限もなく、延長戦の制限もありませんでした。はるかかなたの甲子園を目指し、肩が壊れようが肘が壊れようが、ぶっ倒れようが、夏の大会に向けて全てをつぎ込んでいました。今の高校球児も同じ思いの人は多いと思います。1年生の夏、その年に甲子園に出た高校と1回戦で当たり5回コールド負けしました。これがもし3回コールドになったら泣くに泣けません。高校球児の想いを削ぐ7イニング制は反対です。
2、元々は夏の選手権大会の安全対策、健康管理から出た意見だったはずが、いつの間にか高校野球自体を7回制にする動きになってしまった。試合時間を短縮し興行的なメリットを優先するような思惑があるのではないかと感じてしまう。バドミントンも21点制から15点制に変更となるし、かつてのバレーボールも試合時間短縮のために制度を変更しているが、これは世界中の公式戦全てに対しての変更。野球は9回という原則は変わらないのだから、プレーする選手は物足りなさを感じるのではないかな。
3、自分は従来通り9回まで試合をやらせてあげたい。いろいろな意見があるかと思いますが、自分もそうだったように高校野球選手なら誰しも甲子園を夢見てるはずなので少しでも長い時間甲子園のグランドに立たしてあげたいと思います。
4、元高校球児です。私の高校は東京の強豪でした。秋季大会の神宮第二で放った9回のホームランは未だに私の良い思い出です。夏の甲子園を目指すために青春時代を全て野球に注ぎましたがベスト4で惜しくも敗れました。高校で野球を辞めるつもりでした。最後9回まで何があっても諦めない。全力で戦って負けた後は涙を流しましたが悔いは残りませんでした。これが7回で終わるのなら悔いは残ると思います。高野連は是非、全高校球児の意見を取り入れてください。ほとんどの高校球児が9回までやりたい!と言うと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1171eed1e794338a7836e0e459776cdae130cc88,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]