7月30日夕、熊本県氷川町の集落を震度7の地震が襲った。33歳の会社員・上豊優征さんは、67歳の母と暮らす実家が倒壊し、電気や水道も停止した。出張先の福島県から帰宅すると家は大きく損壊していたが、火事場泥棒への警戒や過去の避難所経験から、避難所ではなく壊れた家のそばで生活を続けている。

家を失った被災者が、危険の残る自宅跡にとどまらざるを得ない状況は、個人の忍耐だけで支える問題ではない。震災のたびに「助け合い」や「頑張る姿」が称賛される一方で、被災者が安心して避難できる環境づくりが十分だったのかは厳しく問われる。避難所の環境不安、防犯への懸念、過去の経験から避難をためらう人がいる現実は、支援制度の設計に大きな欠陥がある証拠だ。
改善には、第一に避難所の防犯体制やプライバシー確保を強化すること、第二に高齢者や家族世帯が安心して過ごせる仮設住宅や一時宿泊施設を迅速に整備すること、第三に被災直後から個別訪問による生活支援を徹底することが必要だ。
災害時に「自分の家を守るため危険な場所に残る」という選択を迫る社会は成熟しているとは言えない。強い人が耐える社会ではなく、弱った時に支えられる仕組みこそ、本当に強い社会である。
ネットからのコメント
1、避難所で暮らさないのは、「火事場泥棒」を警戒しているからだ。壊れた家は鍵もかけられないため、誰かが家のそばにいるようにしているとありますが、過去の東日本大震災、10年前の熊本大地震、能登半島の大地震と火事場泥棒のニュースが多かった印象です。警察や消防や自衛隊等ではそこまでカバー仕切れない。可能ならきちんと身分の証明取れる人で、善意の見回りで何か目撃すればすぐに警察へ連絡出来るような仕組みと思ったことありますが、民間人にそれは任せてはならないでしょう。火事場泥棒は絶対許せません。なんとかならないものなのか?日本もアメリカを見習おうか?アメリカは火事場泥棒を見つけ次第、射殺OK!、、、、、、 なんですけどね。
2、出張先から戻ってきたら実家が崩れていたなんて、想像を絶するショックだったはずです。
それでもお母さんと一緒にここに住むしかないと前を向こうとされるお姿には頭が下がります。周りの方々が届けてくれたレトルトや缶詰で食事をとられているようですが、個人や現場の助け合いだけでは限界があります。水も電気もない中で倒壊した家屋の片付けや生活再建を進めるのは想像を絶する苦労です。国や自治体はこうして自宅に残らざるを得ない在宅避難者への支援物資やケアも絶対に置き去りにしないでほしいです。
3、いつの時代、どんな場所にもこの類の犯罪は存在するが…最近は見つかってもなりふり構わないような強盗なども頻繁し、しかも低年齢化してきている。悲しい暑さも当分の間続く。体調などにも十分に気をつけて生活して欲しい
4、周りは「広域避難を‥」と簡単に言うけれど、家を離れるとなると空き巣や高齢なご家族がいたりで心配が尽きないこともあるし、親しい人達から離れる心細さもあることでしょう。だから今いるところで家族、ご近所で身を寄せ合って被災生活を送る方が精神衛生上は健全で居られるということなのでしょう。自身を支えるものは「気持ち」であることへの配慮も忘れずに居てあげて欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb21f18e596a132e128d1789cfc81d2580cac9d0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]