2025年度、高校野球部の部費が全国で上昇している。朝日新聞社が4~6月、全国約3700校を対象に調査し、3345校が回答。部費徴収校は2641校(79.0%)で、213校が今年度から値上げした。主な理由は用具代や遠征バス代の高騰で、1人あたり部費は「2万~5万円未満」が716校(27.1%)で最多だった。

高校野球を支える家庭に、物価高の負担をそのまま押し付ける状況は看過できない。用具、移動、安全対策と必要な費用が増えていること自体は理解できるが、経済的な余裕の差によって子どもが挑戦する機会を失うなら、教育として大きな問題である。部活動が一部の家庭の資金力で左右される仕組みになれば、才能や努力より環境が結果を決める不公平な社会になる。
本質は、学校部活動の重要性を認めながら、その費用負担を各家庭や学校だけに任せてきた制度の弱さにある。
改善には、①自治体や国による部活動費への公的支援拡充、②用具や遠征費の共同購入・地域連携によるコスト削減、③家庭の所得差に配慮した減免制度の整備が必要だ。子どもの夢を守る責任を家庭の財布だけに背負わせる社会であってはならない。未来への投資を惜しむ国に、本当のスポーツ振興は存在しない。
ネットからのコメント
1、バスのチャーター代すらケチって事故起こしてりゃ世話ないからな。必要経費は必要経費なのだからきちんと明朗会計で示せばよい。もう少し言えば引率の先生への謝礼費も入れたらいい。業務とはいえ土日まで潰して生徒に付き合ってくれているのだから。
2、野球はもともとグラブやスパイク、ユニフォームなど初期費用がかかるスポーツですが、物価高と部費値上げが重なれば「やりたくても家計の事情で諦めざるを得ない」子どもたちが確実に増えてしまいます。部員減少がさらに1人あたりの負担を増やす悪循環に陥っているからこそ、高野連や関係団体は用具の規格を見直して安価なものの使用を認めたり、過度な遠征やユニフォームの複数揃えを制限するなど、コストを抑えられるルール作りを主導してほしいです。
3、これ野球界隈が大変だ、という話ではなくインフレの中で、全ての部活や課内外・課外授業においてお金がかかるようになっているというだけの話ではないのか?美術部だって画材などが値上がりしているでしょうし、吹奏楽部だって楽器から室内の空調にかかる電気代もあがっているはず。他の運動部も遠征などはあるだろうが、そのためのマイクロバスのチャーター代など上げていけばきりがない。
ただ教師のブラック労働が問題になっているなかで、謝礼などが支払われるようになっているのなら悪いことではないとは思う。
4、高校野球に限らず、運動部、文化部の保護者の経費負担は上がっている。物価高で、用具、ユニフォーム代が上がっている事と、外部指導員の指導料も入っている。大きな大会の移動のバスの費用も、安全コスト確保のため上がっている。そのため高校では、独自のクラウドファンディングをしたり、卒業生に、善意の寄付を依頼している。地元の企業に、スポンサーを依頼するケースもある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fe025a9c60397122ec71c376bff78c3e46dc2799,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]