懇談会離れが進む公立小中学校の現状を紹介します。静岡県の小学校では、6年生の3学期最後の懇談会に参加した保護者はたったの4人。中学に上がっても状況は変わらず、参加者は3~4人程度。都内の小学校でも、1クラス35人中、参加する保護者は5~6人と少数です。理由として「仕事で行けない」「子どもと一緒に帰りたい」「人前でうまく話せない」が挙げられ、多くが参加する意義を感じていません。一方で、一部の学校は懇談会を年4回から年2回に減らすなど、参加者減少に対応しています。

参加が減少していく中、教員の立場から考えると、現状には大きな疑念を抱かざるを得ません。懇談会は、教職員と保護者の重要なコミュニケーションの場として位置づけられているはず。しかし、その機会が形骸化し、数えるほどの参加者しか集まらない状況は、教育システムそのものの欠陥を浮き彫りにしています。
まず、懇談会の内容が保護者にとって「行く価値がある」と思えるような価値提供が必要です。興味を引くプログラムや、懇談会でしか得られない情報提供が求められます。また、仕事や家庭の事情で参加が難しい保護者に向けて、オンライン参加の推進や柔軟な日程調整も不可欠です。さらに、個々の家庭の事情にもっと寄り添い、多様な参加形態を模索するなど、新たなコミュニケーションの形を提案すべきでしょう。教育現場と家庭との連携が、将来の子どもたちの成長に寄与する重要な基盤となることを、私たちは忘れてはならないのです。
ネットからのコメント
1、小学校教員です。最近の保護者の傾向で、保護者間のつながりを求めない、嫌う方が増えてきているように感じています。その延長に懇談会があるのかも。また、顔が知れるとPTA選挙で入れられるからイヤみたいなところも。教員側からは、色々、厄介な話で盛り上がるとイヤだから映像や作品紹介などで穏やかな時を過ごしたい的な雰囲気があります。保護者からしたら、時間のムダに感じる方もおられるでしょうね。
2、自分も苦手なことあるけど、私は保護者という立場からそれが親の仕事として行ってると考えて、一応毎回参加してました。子育てはコスパとかタイパではなく、いろんな視野から観察する必要性も感じるし、自分の感じ取ったことから子どもと共有してコミュニケーションとったりなど得るものはあったとおもう。ママ友で友達どうとか、自分がうまく発表できないとか、保護者という立場でなくてまるで自分が学校通う生徒かのよう。親が生徒化して、学校の先生も大変だなぁと思います
3、意味が感じられないからと言って、本当にそれに意味が無いのかは別です。マスクをしているだけで相手の印象等に差が出るのですから、直接対面することには意味があるはずです。ただその意味に気づくか否かの違いなのではないでしょうか。人前で話すことは大抵は苦手です。私もそうです。でもそれを上回る利がある事に何年かして気づきました。担任の先生や学校や保護者の方々について、私には理解できていないことがたくさんあったのだと気づけたのは大きかったです。日頃、子どもから聞く学校の様子は子ども目線です。
また、気の合う(合わせ合う)保護者同士からでは得られない学びもありました。懇談会はどちらかと言えば苦手です。でも、子どもには苦手な事をできるようになろうと言う立場として思う所もあり、いつもお世話になっている場所には出向くようにしています。
4、最初に子どもが通ってた小学校は40人学級、各学年4-5クラスで参加は私含めてほぼ同じ顔ぶれが一桁程度。転校した今の小学校は30人学級、各学年3クラスと規模は小さくなりましたが半数は出席しています。学校のカラーはあるかも。前の学校はマンモス校すぎて保護者同士の交流はほぼありませんでした。毎回出ていた方が先生の人となりや教室の雰囲気がわかって子どもから学校の話を聞きやすくなるし、何かあった時に先生に相談しやすくなります。時間があるのに出ないのはもったいないと思って1年の頃から卒業間際の今まで皆勤してます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4879f1eb500a0c9aa324ac378c15781362ba2e84,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]