参院選で、京都選挙区において北陸新幹線の敦賀(福井県)―新大阪延伸計画の再考が争点となった。計画見直しを主張した日本維新の会新人がトップ当選を果たし、現職の西田昌司氏(自民党)は民意を受けてこれまでの主張を一変。従来の「小浜・京都ルート」に代わり、「米原」や「舞鶴」ルートの再検討を国に要請した。建設費の高騰や環境問題に対する不安が京都で広がる中、議論は難航しており、近隣自治体間で意見の対立も続いている。
滋賀県知事や京都府知事などがそれぞれの立場で反応を示しており、今後の議論の行方が注目されている。
ネットからのコメント
1、そもそも北陸新幹線を敦賀から、整備新幹線のスキームで大阪方面に延伸させることは不可能ではないでしょうか。地方自治体(滋賀、京都、大阪)としては、在来線の経営分離(これはおそらく滋賀だけ)と、新幹線整備の一部建設費の負担が生じますが、いずれの府県ともに、これらの負担を負ってまで北陸新幹線を伸ばしてほしいという動機がありません。つまり、整備新幹線の枠組みは、都会から地方に伸ばすときに有効なのであって、地方から都会に伸ばすときには不可能な仕組みだと思っています。
2、そもそも「与党整備委」なる組織に決定権があるかのように扱われ、国交省が詳細な分析を提供すること自体、違和感がある。
政府の組織ならともかく、これは自民党と公明党の内部組織に過ぎない。政権交代がありうる状況になった今日、与党整備委なる組織での決定は政権が代われば簡単に覆される。意思決定手続きそのものから見直すべきだろう。
3、北陸新幹線も西九州新幹線も結局はフリーゲージトレインの置土産で混迷を極めている。滋賀県と佐賀県のように既に大都市圏へのアクセスが整備されている地域において、整備新幹線は必ずしも必要とされないのは明白。整備新幹線スキーム自体のあり方がいま問われている。
4、サンダーバードを敦賀止まりにするのではなく金沢まで以前の様に走らせますという案は何故どこも出さないの?敦賀止まりってむちゃくちゃ不便やがな。以前より不便になって迷惑被ってるよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/716849f94b11400e7b66d60890ae75b25eabdda1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]