FIFAは7月27日、FIFA北中米ワールドカップの「大会最優秀ゴール」を発表し、カーボベルデ代表DFシドニー・ロペス・カブラル(23歳)の得点が選出された。受賞ゴールはラウンド32のアルゼンチン戦で、延長前半13分に左SBのロペスがMFマック・アリスターをかわし、GKマルティネスの守るゴール上隅へ鮮烈なシュートを決めたもの。3年前にはドイツ5部で生活苦を経験した選手が、W杯の大舞台で歴史に残る一撃を放った。2位はウズベキスタンのショムロドフ、3位はハイチのイジドール。日本代表前田大然の得点も候補入りしたが受賞には届かなかった。

サッカーの魅力は、時に過去の評価や所属リーグの格では測れない才能が、世界最高峰の舞台で証明される瞬間にある。ドイツ5部で苦しい生活を送り、ゴミ袋をカーテン代わりにしていた青年が、W杯でアルゼンチン相手に決めた一撃は、単なるスーパーゴールではない。
努力を続けた選手が環境の壁を越え、世界に認められるというスポーツ本来の価値を示した出来事だ。
本質は、才能ある選手が十分な環境に恵まれず埋もれてしまう現実にもある。サッカー界は結果を出した後だけ称賛するのではなく、若手選手が経済的事情で夢を諦めない仕組みを整える必要がある。育成年代への支援拡充、低所得選手への生活保障、国や地域を越えたスカウト・育成制度の強化が求められる。
スターだけが輝く世界ではなく、挑戦し続けた無名の選手にも光が当たる世界こそ、本当の意味で公平な競技と言える。ロペスのゴールが証明したのは、名声が才能を作るのではなく、才能と努力が歴史を変えるという事実だ。
ネットからのコメント
1、将来見返したときにも格好良さや技術の高さ以外にも多くの背景が浮かび上がるゴールだと思います。今回のワールドカップで最も印象的なゴールであり、多くの人が納得するのではないですかね。
2、大会を盛り上げたカーボベルデの選手が受賞してよかったと思った人は多いのではないでしょうか。対戦相手が南米王者でワールドカップ2連覇を狙うアルゼンチンで軌道スピード、コース、喜び方もすごかった。
延長戦でリードされてすごい活躍を見せていたカーボベルデもここまでかと思った中で飛び出した延長でのゴールはストーリー性もあった。カブラル選手とカーボベルデには次回大会も出場してほしいです。
3、このゴールの映像が流れるたび、ああ26年大会はカーボベルデ代表の躍進が凄かった大会だったなと多くの人が思い出すことだろう。その意味でも素晴らしい受賞だ。もちろんゴール自体のクオリティも文句なし。アルバレスやハーランドのゴールも豪快で最高だったけど、こんな苦労人がスポットライトを浴びるのもサッカーの素晴らしいところ。おめでとうございます!
4、素晴らしいゴールが選ばれましたね。あの一撃は技術だけではなく、そこに至るまでの人生まで含めて、多くの人の心を動かしたゴールだったと思いますよ。数年前まで下部リーグで苦しい生活をしていた選手が、世界中が注目するワールドカップの舞台で、あのアルゼンチン相手にあんなシュートを決める。サッカーの夢のような部分を感じさせてくれる話です。強豪国のスター選手だけが主役ではなく、無名だった選手が一瞬で世界に名前を知られる。
それがワールドカップの大きな魅力です。前田大然選手のゴールも素晴らしかっただけに、日本としては少し悔しさもありますが、ノミネートされたこと自体が立派な結果です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/30bc8f654ad1b9cacd3f3dc246ef8f8555e47d2e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]