熊本県熊本地方で28日午後4時27分頃、地震が発生し、宇城市と氷川町で震度7、熊本市や八代市などで震度6強を観測した。熊本市中央区の熊本城では石垣が複数箇所で崩落。八代市では民家1棟が全壊したとの情報があり、宇城広域連合消防本部管内では建物火災の発生情報も確認された。

今回の地震で熊本城の石垣が複数箇所崩れ、住宅被害や火災情報まで出ている状況は、改めて大規模災害への備えが十分だったのかを問い直すものだ。特に歴史的建造物や市民の生活を守る防災対策は、被害が起きてから対応するのでは遅い。災害大国である日本において、想定外という言葉で片付ける姿勢は許されない。
問題の本質は、地震そのものではなく、過去の教訓をどこまで具体的な備えに反映できているかという点にある。文化財の耐震補強、老朽化した建物の点検、避難体制の強化が継続的に行われなければ、同じ被害は繰り返される。
今後は、①重要文化財の耐震調査と補修を定期化する、②住宅や公共施設の耐震化支援をさらに拡充する、③地域ごとの避難訓練や情報伝達体制を強化することが必要だ。
自然災害は止められない。しかし、被害を減らす努力を怠ることは防げる。災害後に「仕方なかった」と言う社会ではなく、災害前に命と文化を守る行動を選べる社会こそ、本当に強い社会である。
ネットからのコメント
1、他の方もコメントしていますが、つい最近のブラタモリで熊本城の復興状況を見ていただけに、非常に残念な気持ちです。しかし今まさに被災して現地で大変な思いをしている人々が大勢おられるわけで、何よりもまずは被害が拡大しないことと、必要な救援活動が迅速に行われることを願うばかりです。
2、西南戦争で西郷さんが落とせなかった難攻不落の熊本城だが、10年前の熊本地震で石垣が崩れて修復しいる最中の10年後に熊本地震と同じ7で再び崩れる・・・日本中にいれば地震からは逃げられないけど、大きい地震は忘れた頃に来るから怖いな・・・
3、仙台城跡の石垣も2011年の震災で崩れて3年かかって修復、2022年3月の夜中の地震でも崩れて3年かかって修復した。
本丸が無事であればいいが、石垣の修復も相当の年数かかるからねえ。あとは震度7の「2度目」がないことだけ祈るしかない。
4、なんの備えもなく被災した前回の地震と違い、今は石垣を構成する石一つ一つに番号が割り振られ管理修復作業されていたので被害は大きくない事を願いたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d33b96406c345148ee428cd99e8811a812fabcaa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]