NTTドコモは2025年度決算にて、モバイル通信事業の業績低迷が報告されました。2025年に導入した新料金プラン「ドコモMAX」によりARPUが回復傾向にあるものの、営業利益は減少。背景には、2023年ごろから顕在化したネットワーク品質の低下が挙げられます。これに対し、3G停波後に得た周波数を活用した対応や、5G基地局の拡大に着手。2025年度には5万2300局の5G基地局を設置し改善を進めています。しかし、他社の基地局数が約2倍に達しており、ネットワーク品質や市場競争力には依然として課題が残っています。ドコモは料金値上げに慎重姿勢を示しつつも、ユーザー信頼を回復し、競争力向上を模索しています。

ドコモが直面しているのは、単なる会社の経営問題にとどまらない、通信インフラそのものに関わる本質的な課題です。現状、ネットワーク品質の低下が営業利益や顧客満足度に悪影響を及ぼしている一方で、他社との競争で後れを取っている現実が否めません。
まず、現状の異常さとして、ドコモの5G基地局数が他社の半分以下であり、ネットワークの実力がユーザーの期待に追い付いていない点を指摘せざるを得ません。「つながらない」といった声が未だ多発しているにもかかわらず、値上げをためらう姿勢は、企業としての覚悟と責任に疑問を抱かせます。
問題の本質は、過去の積極的な設備投資の欠如と、ユーザーファーストの視点を欠いた運営姿勢にあります。ドコモが競争力を取り戻すためには、まず現状打破が急務です。
具体的には、1) 明確な基地局設置の年間目標を設定し、進捗状況を逐一公表する透明性の確保、2) ネットワーク改善進展を即時的かつ継続的にユーザーへ伝える広報戦略の強化、3) 適正な値上げを通じて、収益確保とさらなる設備投資を可能にする経営戦略の見直しが挙げられます。
通信インフラの信頼性は公共性にも直結します。ドコモが安易な利益追求ではなく、根本的な改革に取り組むことで、ただの「料金プランの選択肢」から「信頼される通信パートナー」へと復帰する姿を期待したいものです。
ネットからのコメント
1、物心ついてからDOCOMO使っていて、昔はどこでもつながって重宝しました。今はahamo使ってます。しかし最近は出社したときの昼休みに通信しようものならアンテナ横にビックリマークがついてパケづまりになります。通勤の時も同様です。機内モードで接続を切って別の基地局への再接続を試みても相変わらずです。フツーに動画など見られてる人たちは他のキャリアなのでしうかね。また、ショップを減らしたりサービスを有料化したり手数料を値上げしたりしまくっているにも関わらず、この体たらくで値上げなんて言おうもんなら「寝言は寝てから言え」だと思います。
2、十年以上前ならドコモじゃないと通信が安定しないとか言われてた気がするけど、楽天モバイルに負けて最下位とまで書かれるのを見ると本当に悪化してるんだなと。端末購入プログラムで大損出すとか他業種を買収しては売り出して浪費するし、通信設備の新設・保守・更新に金回せないんかしら。最近も住信sbiネット銀行を手に入れたけど、さっそく改悪の嵐でユーザーの大移動があったとか。
色々あってドコモサービスを使ってる身としては、なんでもいいから本業だけに集中してくれって本当に感じる。
3、NTTは経営陣がダメですね。技術はあるのに動きが重い。それだけでなく社内の情報共有ができていない、いわゆる機能不全を起こしているように見えます。また、余剰人員が多過ぎます。人件費だけで3兆円を超えていますが、AI導入をできる時代にこの規模を維持する必要はないでしょう。値上げの前にリストラを進めてスリムにするべきです。もちろんその中には現経営陣が筆頭候補として入るはず。現経営陣には退陣していただき、外部から優秀な方を引っ張って来た方が上手くいくはずです。それほどに経営が下手だと感じます。値上げするよりも先にやれることはあると思います。
4、ドコモの場合MVNOに帯域を貸し出している数も多く、多くのMVNOはドコモ回線で提供しています。相対的にドコモの通信が輻輳して都市部を中心に品質や速度低下が目立っています。昔はドコモと言えばどこでもつながり、人口カバー率も首位で品質もよく、ドコモにしておけば安心というのがありました。
ただ昔のようなデータ量がそんなになかった時代は対応できたが、今のスマホ時代になると大容量データ(動画・ストリーミング再生)を誰もが使えばキャパを超えます。設備投資が遅れたのも痛手でそのツケが今来ている感じです。この品質で値上げをしてもユーザーはだれも納得しないと思います。auとかのサブブランドの方がまだ速度が速く、そっちに流れるというジレンマもあり値上げに踏み切れないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3fa0aaa452788aa173cac5c27d0e2ab4cadab9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]