兵庫県病院局は8日、県立病院に勤務する23歳の女性看護師に対し、副業で報酬を得たとして停職1ヶ月の懲戒処分を発表した。女性看護師は2024年4月から2025年6月にかけて、週3回ほど深夜帯に副業を行い、約300万円を稼いでいた。副業が発覚したきっかけは匿名の情報提供であり、女性は借金返済のために副業をしていたと説明している。

同日、女性は退職を申し出た。

深夜帯に副業を行い、報酬を得ていた看護師が懲戒処分を受ける結果となったのは、制度の不備が影響しているように見える。看護師という専門職は、深夜勤務や医療の現場で重要な役割を果たしており、その職責は重大だ。副業が許可されていない職場であるにも関わらず、彼女は借金返済のために副業に手を染めた。その背景には、過酷な労働条件や生活苦があると考えられる。これが社会的な問題であり、制度の見直しが急務である。

まず、制度の柔軟性が求められる。副業を禁止する一方で、現実的なサポートが不足しているとしたら、それは改善すべきだ。次に、労働環境を改善し、看護師の生活を安定させるための政策が求められる。過度な借金や生活苦に追い詰められた状況を放置することは、社会として許されるべきではない。

さらに、病院側の支援体制も強化すべきだ。看護師が自身の生活を守るために副業をせざるを得ない現状に対し、社会全体でその原因に目を向けることが急務だ。

彼女の行動は社会全体の問題を浮き彫りにした。安定した職業環境を提供しない限り、今後も同様の事例は繰り返されるだろう。

ネットからのコメント

1、副業が禁止ならさぞかし給料が良いのかな？そもそも昔に比べ年金等の支給額だって減っているし、物価だって上がっているのに未だに副業が禁止されている意味あるの？本職蔑ろにしているならば定職はあり得るがそうでないなら今の時代なら良いと思う！

2、同じ職業として副業したいのはすっごい分かります。税金でほぼ引かれ手取りで貰えるのは半分以下だったり、、。（ボーナスも含む）医者と患者と家族からの八つ当たりを受けているのは看護師。手当も少なく夜勤をしなければ生活していけない。それなのに、副業しただけで罰せられ、私たち以上に貰っている医者は副業が許されてる。年々病院も赤字続きでボーナスだって最低1.5〜1.8（総支給額）しか貰えないし、そこから税金引かれるから1.

8なんか数字だけだし、給料と変わらない。下手すりゃボーナス出ないって言われる。副業させて貰えないならせめて、給料、ボーナスあげてほしい。ボーナスなどを楽しみに働いているのに、、全然工場勤務等の方が貰えてる。どうにか、医療従事者の声を聞いてから判断して頂きたい。

3、今の日本は物価上昇などで、副業してはいけないなら、税金を安くするか給料をあげるかではないと厳しいと思います。本業で禁止されてるとか支障が出るのなら副業はしてはいけないけど、働いてお金を稼いでるのに何故ここまで悪物みたいに言われるのかなと思います。

4、そもそも、医療従事者は給料安いんだから副業を禁止すること自体、国が禁じなきゃいけないと思えます。それをしないなら、医療従事者の賃上げができるように診療報酬や薬価の底上げをすべき。この国の医療機関は軒並み赤字、医療職離れ起きて、近い将来、まともな医療が供給されなくなりますよ。