阿刀田高さんのケースは、介護の負担と葛藤が切実に語られており、対応は【慰め型】となります。
事件概要:
小説家阿刀田高さん(91)は、妻慶子さんが認知症と診断されてから約2年間、家庭で介護を続けたが、自身の高齢という制約や妻の症状悪化により、有料老人ホームへの入所を選択。妻に状況を受け入れさせるため、「デイサービス」と説明した後施設へ連れて行き、面会を控えながら経過を見守る形を取りました。再会後、妻が穏やかにホームでの生活を受け入れている姿に安堵を覚えたものの、10日後に他界。老々介護の限界に直面しながら、自宅介護を断念した決断に後悔はないと振り返っています。

このたびの阿刀田さんの経験には、深い愛情と苦悩が交錯しており、心が揺さぶられる方も多いでしょう。家庭でできる限りの介護を尽くしつつ、それでも限界に直面し「施設を選ぶ」を選択するのは、決して簡単な決断ではありません。
一人の愛する人を思うがゆえに、嘘をつくことすらためらいながらも必死に支え続けた日々は、想像もできないほど重い苦悩だったでしょう。けれども阿刀田さんが最後に聞いた奥様からの「大好き」という言葉には、深い絆と信頼が裏打ちされていたことが窺えます。愛する人に寄り添いながら、最善策を模索する姿に胸を打たれるばかりです。お二人が共有した幸せな思い出、そして阿刀田さんの選択には、尊さと正しさが込められていると信じます。介護に携わる方々が、「自分の倒れることが一番の危機」と考え、適切な助けを求めることを、もっと自然に受け入れる社会が必要と強く感じます。その努力と献身は、少しでも報われてほしいものでしょう。
ネットからのコメント
1、介護は要介護者本人にとっても家族にとってもやはりプロに任せたほうがいいと思う。亡き祖母も身体が不自由になり認知症も少し入ってきたため介護が必要な身になったが、施設への入所を勧めても頑なに嫌がり、家族による介護を強く望んでいた。しかしいざやってみると大変なもので家族の負担は大きかったし皆がギスギスした精神状態になってしまい、これ以上家族での介護を続けることは限界だった。
祖母抜きの家族会議で祖母を施設に預けることを決断したが、問題は祖母の同意が得られる見込みがないことだった。仕方なく全員で家族旅行に行こうと祖母を騙して少々強引だがそのまま施設に預けた。当初は抵抗して家に帰りたがっていた祖母だが、施設の人たちは慣れたもので上手くとりなしてくれたため最終的には入所を受け入れてくれた。いざ入所してみると祖母も気に入ってくれたのか面会でも家に帰りたいとは言わなくなったし、何より家族の負担が減った。
2、家が幸せ、施設が可哀想とも限らないですよね。母方の祖父は母が施設は可哀想の一点張りで自宅で見ましたが、日中はみんな仕事で1人、トイレを失敗すると申し訳なさそうで肩身も狭そうでした。父方の祖母はさっさと自分で入りたいところ決めてきてデイやお泊まりから始めて入所。食事も美味しいし気に入ってる、お世話もお仕事でされてる方達だから身内より気兼ねないと話してました。財力の差と個人差もありますよね。祖母の気に入った施設はなかなかお高そうだったので老後の資金は貯めておこうって思いました。
介護のお仕事ももっとお給料上がって、環境も整えて、成り手も増えたら良いのにと思います。
3、施設に入れるなら入った方間違いなくいい。自分も7年半ほど父の介護を在宅で週6で朝から晩まで働きつつヘルパーさんやデイサービスを利用して乗り切りました。施設に入れる金銭的余裕もなく施設の空きも無い状態でなんとかやりきりましたが肉体的にも精神的にもボロボロになっていました。介護する側が倒れては元も子もないのでもっと施設に入居しやすくなればいいですね。
4、父、母と順番に施設に入居させ、そこで看取りしました最初は嫌がっていた父も次第に施設になじんでいて安心していましたが、なくなる直前、天井を見上げて「わしは何でここにいるんだろう」と言っていました最後に自宅を見せたかったのですが移動できなかったので諦めました母もレビー小体型でした幸いにもすっかり施設になじんでいて最後までおだやかに過ごしていました亡くなる1か月度前に施設の好意で自宅へ立ち寄りましたが、既に自宅を全く忘れていて「今日からここに住むのか」ととても不安げだったことを思い出します
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ecffd55bd3ffa49b7d50fee2231be83ba053ff31,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]