事件概要:
リコーは、AI時代におけるワークプレイスのあり方を再定義する取り組みを進めている。同社は東京・品川に共創拠点「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」を設立し、創造的な議論を中心に据えた新たな働き方を模索している。従来の働き方改革は「負」の解消には成功したものの、創造的な仕事への転換が不十分であったとの分析に基づき、業務効率化後の余白を創造性に活かすことを目指している。AIを「主役」、人を「司令塔」と位置づけることで、定型業務をAIに担わせ、人間は創造的な活動に集中できるようにする試みが紹介されている。

コメント:
リコーが提唱するAI時代の新しいワークプレイスの概念は、一見すると革新的に思えますが、その背景には働き方改革の限界が存在しています。形式的な会議や膨大な事務作業にリソースが奪われている現状を痛烈に批判し、真の創造性を引き出せずにいる組織構造の欠陥を浮き彫りにしています。
リコーの取り組みは、デジタルネイティブ世代を中心に、若手が新しいツールを使いこなすことで変革を促進するという発想を持ち、“文化を育てる”というより“先行投資”へのシフトを強調します。具体的な解決策として、まず業務プロセスの徹底した可視化、試行錯誤を許容する組織文化、また役職に関係なく発言が可能な環境の整備が求められます。これらは、「人材の声」を最大の経営資源と捉え、それを価値に転換する場を提供することへとつながるでしょう。職場の改革は、ただの業務効率化ではなく、従業員自身の価値や感性を活用できる職場作りに向かうことが企業競争力を高める方法です。
ネットからのコメント
1、結局のところ、「なぜ出社するのか」という納得感が現場には足りないのだと思う。ただ「顔を合わせるのが大事」という精神論で集められても、実際は自席でイヤホンをしてWeb会議をしていたり、上司の長話を聞くだけで終わる。この記事にあるように、AIで議事録作成などの事務作業を効率化し、対面でしかできない「深い議論」に集中できる環境が整うなら、出社の価値も変わってくるはず。
2、都内においては電車通勤で電車運休、遅延など当たり前のように毎日繰り返され大混雑を考慮すると、リモートワークが可能な業務ならばわざわざ出社しなくてもいいのではないか?リモートワークが可能だから地方に住宅を購入した人もいると思う。今更出社なんて手のひら返しはダメでしょう。地方創生にはリモートワークが適しているからバランスを考えてほしい。
3、ちょうど働き方について知り合いと話していて、その結論はITやAIがどれだけ発展しても、結局人間は楽にはならない、だった。余白がどんどんなくなって、考えたりアウトプットしたりばかりが求められるってのは本来の人間の能力を超えてるんじゃないかって話してた。鬱とかが増えるのもきっとその影響であって、リモートが対面かみたいな話は副次的なものなんじゃないかと思う。
4、以前ハウスメイトに日本の大手電気メーカーで働くインド人がいたけど、リモートワークの勤務時間もネットで自分の趣味の調べ物とか自分達と長時間おしゃべりとかしてた激しい競争にさらされてるアメリカのITや金融企業が監視ソフトを入れようとしたり、出社を義務付け始めたのは勤務時間中に何をやっているのかわからないというのもあるんだろうな
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a17342028f41f2cd869686b953580363ddc32131,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]