カルビーは7月9日、「ポテトチップス」など一部商品の包装について、表面のフルカラー印刷を27日以降順次再開すると発表した。中東情勢の緊迫化で原油由来の印刷用インク調達が不安定となり、両面白黒印刷へ変更していたが、調達不安が緩和したため。対象は白黒化していた14品目中8品目で、「うすしお味」「コンソメパンチ」「かっぱえびせん」「フルグラ」などが含まれる。裏面の白黒印刷は供給安定のため継続する。

一見すると包装の色の問題に見えるが、生活に身近な商品の表示が国際情勢ひとつで左右される現状は、企業や社会全体が抱える供給網の弱さを映している。必要な情報を伝える包装まで制約される状況は、消費者にとって当たり前の安心が簡単には維持できないことを示している。本質的な課題は、特定地域や特定資源への依存を放置してきた調達体制にある。改善には、①原材料やインク調達先の多様化、②国内生産・代替素材の研究強化、③危機時に備えた戦略的在庫管理の徹底が必要だ。
企業はコスト削減だけを追うのではなく、社会インフラを支える存在として危機への備えを進めるべきである。便利さを享受するだけの時代から、安定を守る責任を共有する時代へ変わらなければ、本当の意味での豊かさは築けない。
ネットからのコメント
1、パッケージが白黒かフルカラーかは、消費者にとって正直どうでもいい話です。それよりも気になるのは、相次ぐ値上げや内容量の減少です。これまで企業は、ナフサ価格の高騰や原材料の調達難、物流費の上昇などを理由に価格改定や容量変更を進めてきました。しかし、今回のように印刷用インクの調達不安が緩和されたというのであれば、その恩恵を消費者にも還元する姿勢を見せるべきではないでしょうか。少なくとも、価格を見直す、あるいは内容量を元に戻すといった対応を検討してほしいです。企業だけがコスト改善の恩恵を受け、消費者だけが負担を背負い続ける構図では納得できません。信頼を維持したいのであれば、利益だけを追うのではなく、消費者へ還元する姿勢こそ今求められていると思います。
2、もう再開?あれだけ白黒で大々的に言うほど期間がなかったよね。
何か企業の注目を集めるために使われただけって感じで。むしろ白黒のまま価格を下げたままにするか、中身をアップするかにしてもらった方がよい。袋開けて食べる時に包装を今更じっくり見ますか?他の皿に入れたりしたら包装なんてどうでもいいわけで。もうそれくらいポテチの認知度は高いし、味も分かっている。
3、最近は、ステルス値上げで中身がどんどん減っていく商品が多く、買い物をするたびに寂しさを感じます。企業として安定供給を続けるための努力は理解しますが、消費者が本当に求めているのは、過剰な包装やデザインの華やかさよりも、これまで通りの満足感のある中身と納得感のある価格の維持です。情報伝達の重要性は分かりますが、商品の本質である「中身」についても、これまで以上に消費者に寄り添った方針を示してほしいものです。
4、白黒のパッケージにしてから売り上げが減ったという報道もありましたよね。そのかわりライバル社の湖池屋のポテトチップスの売り上げが伸びたとか。 製品のパッケージというのは売れるように試行錯誤して工夫して練りに練って考え出されるものと思うので、そもそも白黒パッケージで売れるならはじめからそうなっているだろうし、カラフルなパッケージは購買意欲に最適化されたものということ。
多少の調達不安があっても売上数を維持することを優先する判断があったのかもしれません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/eab81d6df5615d50e5ac25df6e066b623d0d0486,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]