広島県府中町柳ケ丘の府中南小の前で、昨年10月に下校中の3年生の女児が横断歩道を渡っていて車にはねられ、一時意識不明の重体になった事故が発生しました。この事故を受けて、警察は信号機のない横断歩道を廃止し、横断できないようにガードパイプを設置しました。現場は交差点に向けて下り坂となっており、ドライバーが横断歩道を見落としがちであったため、廃止の決定がなされました。白線や停止線も消去し、代わりにガードパイプが設置されました。この横断歩道は50年以上前に設置され、道路環境の変化に伴い廃止が安全策とされました。校長は児童の安全が向上すると述べています。

今回の対応は、安全対策上での必要な変更として理解できます。しかし、その根本的な問題である「見えづらい横断歩道」に対して、なぜもっと即効性のある対策が以前から取られていなかったのか疑問が残ります。
道路環境の変化は長期的なものであり、これを理由にした対応の遅れは許されません。これは道路管理者と地域の責任であり、未来の事故を未然に防ぐためには、三つの具体策が考えられます。まず、見えづらい地点においては、もっと早期に視覚支援を取り入れるべきです。次に、地域での交通教育を強化し、運転者と歩行者双方が共通理解を持つこと。最後に、デジタル技術を活用したリアルタイムの交通情報提供を進めることが効果的です。これらを実行することで、より安全で安心な通学環境が確保されるでしょう。安心を口にするだけでなく、実行する責任が地域にはあります。
ネットからのコメント
1、> 事故現場はその先の信号機がある交差点に向けて下り坂になっておりこういう『地形』を考慮しない横断歩道って多分全国に結構数あると思う。凄いところだと、山側から走ってきた車が通行中の子供を『直前まで目視できない』程の勾配があるパターンもある。驚くと思うよ?時速60キロで突っ走ってて、いきなり子供が現れるように見えるから。そしてそういう時は大抵急ブレーキになるから追突も発生するしね。
事故が起きたら、横断歩道の適正さも合わせて確認すべきなんじゃないかと思う。警察から市町村に『検討案』として投げる形で。
2、現場を見ていないので分かりませんが、横断歩道の廃止が正しいんでしょうかね。この横断歩道に信号機を設置するという方向性はなかったんでしょうか。そもそも歩行者保護は運転者の責務であり、信号機のない横断歩道の前には横断歩道があることを示すひし形の表示が道路に記されており、徐行する必要があることは全員が学んでいる。そんなルールを守るわけがないと歩行者に不便を強いる措置のようにも感じますが、どうなんでしょうね。
3、見えづらい横断歩道をなくすのは良いけれど、なくなっても「元々は横断歩道があったから」と横断してしまう大人や(その姿を真似する)子供が現れるのでは?と心配に思っていました。ですが、横断歩道があった箇所の両側に横断できないようガードパイプを設けるとのことだったので、安心しました。学校の目の前という一番利用しやすい横断歩道をなくすことで、子供たちからは「なんでそんなことをするのか」という不満が出るかもしれませんが、親御さんや先生方には子供たちの安全のためだということをきちんと伝えて、子供たちには理解してもらいたいですね。
記事の写真を見ると、横断歩道の付近に学校の駐車場に入るための道もあるようですが、ガードパイプを設けるのであれば、これも既にある別の入口に絞る、もしくは新しい入口を作る必要があるでしょう。学校としても大変でしょうが、子供たちの安全を優先する姿勢を支持します。
4、子供が安全に渡れるようにするのではなく、子供を渡らせないようにして車の流れをスムーズにするようにする。車優先の日本の道路事情そのものですよね。わざわざ横断歩道を作ってたのは向こう側に行く必要があるんでしょう、ガードパイプ等を設置しても隙間とかから抜けて飛び出す子供が出てくるかもしれないですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/858babc9b9b5ce3449e4543084909e8eb0ea56fe,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]