福田和子代表が率いる「#なんでないのプロジェクト」の若者たちは、8月8日に内閣府男女共同参画局の岡田恵子局長に対して、学校での包括的性教育の導入を求める提言書を手渡しました。提言書では、現行の中学校保健体育授業における妊娠に関する規制を撤廃し、ジェンダー平等や人権を重視した性教育を推進するよう訴えています。また、妊娠や避妊、性に関する正しい知識を広め、若者一人一人の「子を持つ・持たない」の選択を尊重する必要性を強調しています。
加えて、選択的夫婦別姓の導入や緊急避妊薬の処方箋なし販売の実現も提案されています。若者たちは、少子化対策の議論において「妊娠をしない選択肢」が欠けていることを指摘し、より多くの若者の声を反映させるよう求めています。
福田代表らの提言は、性教育における現状の不備を鋭く指摘しています。現行の教育では、妊娠に至る過程が十分に教えられておらず、若者の健康や選択を尊重した情報提供が不足しています。こうした教育は、性に関する偏見をなくし、誤解やリスクを減らすためにも不可欠です。具体的な解決策としては、まず教育内容の見直しが求められます。性教育の教科書に科学的かつ正確な情報を盛り込み、妊娠や避妊に関する項目を充実させることが第一歩です。また、教育者への研修を強化し、全教員がジェンダー平等や多様な選択を尊重する視点で授業を行えるようにすることが必要です。
さらに、性教育に関する地域差を解消するため、全国的なガイドラインを設け、均等な教育環境を提供すべきです。社会全体が若者の選択を尊重し、多様な生き方を支援する体制を整えなければ、未来の世代は深刻な問題に直面することになるでしょう。
ネットからのコメント
1、子どもを持たない生き方を否定するつもりはありませんが、それが「当たり前の選択肢」として教育に盛り込まれることには違和感があります。私たちはみんな、誰かに生まれ育ててもらった存在です。そのことを忘れずに、命をつなぎ、家庭を築くことの価値こそきちんと伝える教育であるべきです。「自由」や「多様性」ばかりが強調されて、家族や子どもの尊さが軽んじられる社会になってほしくはありません。リベラルな主張が一方的に通るのではなく、将来の社会を支える“当たり前”の営みが、正しく評価され、守られていくことを願う。
2、その選択肢はあって当然ですがそれと一緒に少子化の議論もしないとLGBT問題もそうだけど、誰を好きになろうと子供を産まない選択をしようと構いませんが少子化の議論をする時にその話はアンタッチャブルみたいに触れないで議論するのは間違ってるのでは?あと女性が社会進出すれば当然少子化にも影響はありますそこも含めて議論しないとお金配れば子供産むわけでもないし、教育無償化にしたら子供が増えるわけでもありません闇雲な無駄なバラマキ政治や政策はもう御免です
3、どんな選択も許容されていいが、子育ての価値、損得勘定は是正されて然るべき。ぶっちゃけ、子供作って子育てして、更に社会保険料まで支払うのは2重払いの様で納得がいかない部分がある。何故なら、結局は子供頼りの賦課方式だからだ。これでは老後は子供に扶養されているのと何ら変わりがない。なら、子供作って高い養育費払って、更に社会保険料まで取られたらたまらないよ。子供作る作らないは完全に個人の自由だが、それによってもたらされる経済的問題は当人が自己負担するように合わせて教育するべき。例えば、子供いない場合は、子供が保険料を支払わない分、年金減額にするべき。自分で選択したのだからしっかり自己貯蓄するなりして対応するようしっかりと教育したらいい。衰退国になった今、他人に施せる状況ではなくなっている。
4、>性や妊娠に関する正しい知識の普及や健康管理を促す「プレコンセプションケア(プレコン)」については、妊娠や中絶、避妊などの正しい科学的知識を若い世代に伝えたうえで、一人一人の「子を持つ、持たない」の選択を尊重するよう提言した。
→当然だと思う。だがね、年金制度が賦課方式である以上、「子を持たない」選択をした人の年金を負担をするのは、お金と時間を注いで子育てをしてきた人達の子供だ。ある意味、「子供を持たない」選択をしてきた人達は年金制度にフリーライドしていることになる。だから、「子を持たない選択」を認めるのは当然だが、育てた子供の数によって、受け取る年金額を変えるべきだね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2b2d707c90869efe4c5f775c095d55e8a9d76c0b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]