国際オリンピック委員会(IOC)は、2030年冬季大会で一部の夏季競技を冬に移行することを検討しています。これは、28年ロサンゼルス大会での競技数が史上最多の36と膨れ上がる中、夏季大会のスケールを抑えるための試みです。ブリスベン大会では、財政不安を背景に競技数が大幅に削減される見通しで、競技種目と持続可能性を考慮する中での改革として位置付けられています。渡辺守成IOC委員は、この移行が選手やスポーツに理にかなった改革であると支持しました。具体的な競技移行の決定は、来年6月にされる予定です。

IOCによる五輪の競技移行制検討について、いくつかの課題が明らかになっています。まず、競技の季節移行が全関係者の同意を得るのが困難である現状です。この計画は、夏季五輪の肥大化に伴う課題を解消しつつ、持続可能性を確保するという理想を掲げているものの、現実には競技者やファン、その他関係者の声が十分に反映されているとは言えません。
問題の本質は、競技の季節移行が一部の関心を満足させる一方で、多様な意見を持つグローバルな観客層のニーズを犠牲にしていることです。解決策として、まず競技者やファンの意見をより反映する透明な意思決定プロセスを導入し、次に冬でも夏の競技特有の条件が適用されるよう技術的な支援を強化すること、そして最後に、関係者全員による協議を通じて納得のいく合意を形成することが求められます。オリンピックは多様性と公平性の象徴であるべきで、その価値観を損なわぬような変革こそが、持続可能な未来への道筋となるべきです。
ネットからのコメント
1、マラソン、競歩、サッカー、ラグビー、テニス。少なくとも、この辺りの競技はもう夏季五輪で行うのは選手生命に関わるレベル。何なら夏季五輪自体も冬季開催にしても良い位だと思う。今や夏季開催は北半球は勿論南半球でもかなりの地域で気温が高いので、アスリートファーストを考えるのなら、一部競技を冬季に移行するだけでなく、夏季五輪自体の開催時期は再考は必須だと思う。
2、マラソンを冬にって最初は思ったが、暑さ対策で!という短絡的な考えだけでなく、開催場所をきちんと考えないとならない。
冬季オリンピックは通常雪深い地域で行われる。そんなところでマラソンランナーを走らせることも大きな危険がある。応援する人にも危険が及ぶ。私は夏のオリンピックの時期を、8月辺りではなく、5月または10月頃に変える方がよっぽど理にかなっていると思う。
3、良いアイデアだと思う。冬季オリンピックが1都市開催で無くなってきたからできる事かも。マラソンは冬の方が良いだろうけど、さすがにマイナス何十度の積雪の多い都市で開催するのは困難でしょ。別都市開催を標準にした方が良い。雪が年々減っているので開催可能な都市が減っていると聞くが、ウインタースポーツが好きな者としては長く続けて欲しいものだ。
4、夏のオリンピック競技が随分減ってしまいそう。とは言え冬季オリンピックができるくらいの都市で屋外競技も辛そうだけどね。今回の冬季オリンピックみたいに同国内でも2箇所開催とかだったらいけるのかもね。日本だったら雪上氷上競技は長野や北海道、それ以外は東京や大阪とか。マラソン、競歩なんかは冬季オリンピックが合ってそう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e74b9b9fe5cd28601817e7eb64c92bf14012913b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]