28日、今年度の最低賃金引き上げをめぐる厚生労働省の審議会で、全国平均の時給の目安を1176円とすることが決定した。現在の全国平均1121円から55円の引き上げとなる。今後、各都道府県がこの目安を基に金額を決定し、10月以降順次引き上げられる予定。

最低賃金の引き上げは必要だが、時給を55円上げるだけで生活苦の解消につながるのかという根本的な議論が不足している。物価高が続く中、働いても余裕が生まれない状況を放置すれば、賃金制度そのものへの信頼が揺らぐ。問題の本質は、最低賃金の数字だけでなく、企業の賃上げ余力、非正規雇用の待遇、地域間格差を含めた労働環境全体にある。解決には、最低賃金の継続的な見直し、零細企業への賃上げ支援策、価格転嫁を進める取引制度の改善、生活費上昇を反映する新たな算定基準の導入が必要だ。働く人の暮らしを守る仕組みを作ることは、企業を苦しめることではなく健全な経済を育てることだ。
数字だけ整えて安心する社会ではなく、努力する人が報われる社会へ変える覚悟が求められている。
ネットからのコメント
1、最賃上がった所で扶養内だと年収は変わらない。更に物価高になり生活はますます苦しくなる。かといってフルで働くには子どものことがあったり職場も変えなければいないしでいろいろと厳しい。最賃上げるなら年収の壁も上げてくれなきゃ意味がない。
2、最低賃金が上がり、月給も上がる。その分社会保険料や住民税、雇用保険料、所得税も上がる。上がってもその分引かれる額が増えるので意味ないです。最低賃金が上がったところで歩合給なので固定給は上がらず、いまだに最低賃金下回ってます。労基が入ったにも関わらず改善されませんでした。扶養内で働いている人からするとありがた迷惑というか。これは余談ですが、賃金に見合った仕事をしていない人はいますよね。
3、雇用側からすれば、最低賃金上げるなら不要な人材は簡単にクビにできるようにしてほしいんじゃないかな。中小企業なんかは最低賃金だけ上がると人件費が膨らんで人員補充もままならなくなるし、不良債権はクビにできないし、まともに働いてる人は最低賃金の上昇分以上に業務量が増えそう。
そもそもまともな人は最低賃金から既に昇給されてて恩恵が受けられない可能性まであって、業務量だけ増えるとか良いことないんじゃないの?
4、最低賃金上げるなら扶養(特に社保)の額も上げてください。私の会社でパートさんを雇っていて、時給も上げていますが、扶養に引っ掛かりそうとのことで働き控えをしなければならないとも言われています。これって本末転倒ではないですか?事業者にっても社保の負担は重いですし、ここを何とかしないと若者に未来はないです。老人の医療費負担を上げるとか、無駄な薬の処方を厳しくするとか早急に動いてほしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/772fca562a8228cc9e359b1541fd28e9b3c89144,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]