ネオリバース運営の高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」の元代表、福原敬済容疑者が詐欺容疑で逮捕された。サービス終了を約2か月後に控えた2023年11月時点で、同社は5億円以上の赤字を抱えていた。にもかかわらず、福原容疑者は事業停止を関係者に伝えつつ、景品付きキャンペーンで預託者を集めていた。会社は2021年1月のサービス開始から約650人、時価総額28億円以上にあたる約1700本の時計を預かっていたが、レンタルの売り上げを増やす努力には欠けていた。
福原容疑者は2023年1月31日に法人解散を発表後、ドバイへ逃亡し、現在は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて逮捕されている。
この事件において最も憤りを感じるのは、顧客の信頼を故意に裏切っている点だ。ネオリバースは正常な運営状況を偽り、景品付きキャンペーンで預託者を増やしながら、赤字経営の実態を隠していた。これは単なる経営悪化ではなく、明らかに計画された詐欺の形態だ。
制度の欠陥について深く考える必要がある。1つ目は、企業の信用評価の透明性を確保することで、潜在的な詐欺を未然に防ぐための市場監視機構の強化を図るべきである。2つ目は、企業が抱えるリスクを評価する戦略を見直し、使用価値を顧客に正確に伝えることが求められる。3つ目、国境を越えた犯罪には国際的な協力を強化することで、逃亡者の即時逮捕を可能にする法制度の改善が不可欠だ。
この事件は、信頼と誠実さがビジネスにおいていかに重要であるかを強烈に示している。我々はこうした悪徳商法に対して、より迅速で厳重な対応を迫られる。そして、その実現はより透明で信頼性の高い経済環境を築く鍵となるであろう。
ネットからのコメント
1、ドバイに長期間潜伏できる金があるわけでどこかにプールした金があるのは間違いないだろうな。この手の犯罪は逮捕されて服役し出所した後に隠し金を引き出すまでがセットになってる。
2、私には全く理解できない事件です。仮に資産運用の手段だとしても、自分の大事な高級時計を見知らぬ他人にレンタルさせるという行為は謎でしかありません。以前、ネットで見たニュースでは「親からの遺産で大事な物だった。許せない」みたいな人がいましたが、逆に親があなたを許さないだろうと思ったものです。うまいこと騙されてしまったのは分かるのですが、なんか同情できないんですよね…
3、赤字も何もそもそもビジネスとして成り立っていなかったわけだし、最初からわかっていただろう。最悪でもはじめてすぐにわかるはずだ。その時点でたぶん売り逃げに頭傾くんじゃないかなと思うけどね。まあ、なんにせよドバイでの逃亡生活は苦しいものではなかったみたいだね。身体も大きくなったし得た金で豪遊し、尽きてきたところでってことかな。またはまだどこかに隠していて、刑期はそんなに長くないと踏んでるか。
反省も償いの気持ちもないだろう。
4、時計は所有するから満足感があるのであって、レンタルしてカッコ付けても借り物って事は借りた本人が1番自覚してる。しかも傷なんか付いたらとんでもない修理費用がかかる。レンタカーとは楽しみ方が違うからね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8807afb65f1f47e009857d276c8f074bf55a2a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]