立憲民主党の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表は、次期衆院選を目指し新党結成に合意しました。高市早苗首相が衆院解散を意向しており、「27日公示―2月8日投開票」の日程が検討されています。新党は中道勢力として与党に対抗する構えで、衆院議員が離党して参加する形が想定され、比例代表では公明候補者を優遇し、小選挙区で立憲候補を支援します。この動きは与党、特に公明の支援を受けてきた自民党候補者にとって打撃となる可能性があります。立憲と公明はそれぞれ対応を組織内で協議し、選挙に向けた準備を進めています。

この動きには慎重に批判が必要です。
野田氏の提示する「暮らしの底上げ」を目的として結成される新党ですが、その内容を見ると、実際の政策理念よりも選挙戦略の側面が際立っている感があります。
比例代表で公明を優遇し、立憲の候補者を公明が支えながら小選挙区を取り合う形は、国民の支持ではなく政治的利害調整を優先している構図ではないでしょうか。
制度の欠陥と背景には、国会での政策議論よりも選挙を通じた勢力化が優先される体質があります。この「政治ゲーム化」は国民の生活や福祉への即効性を欠く結果につながる懸念があるため、民主主義の基盤を揺るがしかねません。
その解決策として、まず政策内容の透明化が必要です。選挙戦では候補者や党が魅力だけを売り込むのでなく、具体的な政策運営方針の説明が不十分であれば即座にそれを明示する仕組みを設けるべきです。また「比例代表優遇」による歪みについては、国民の声が反映されやすい形にするべく、比例枠配分についての見直しを導入するべきです。その上で、新党の結成にかかるメリット・デメリットを立法制度の介入でさらに検証するべきです。
結局、どんな政治的結集も、国民への利益を犠牲にする手段では許されるべきではありません。わたしたちにとって「中道」とは、政治勢力を生み出す道具であってはならないのです。
正しい舵取りを期待します。
ネットからのコメント
1、かつて政権交代した民主党に票を投じた私としては、今の立憲民主党は国民を幸せにするための政策や代案なしであり、国会での質問もまともな政策論議がない。 国会議員になるためがゴールで、とにかく議席が取れたらOKとしか映らない。 国会議員になるのがスタートでそこから政策実現が仕事でしょ。 今の立憲民主党は本当に情けない。 また、公明党支援の方々は本当にこれでよいのですか? とにかく、国民のみなさん、政策実現の実績の答え合わせをして冷静に投票しましょう。
2、「中道」と言う言葉だけが独り歩きをしているように思えてならない。立憲民主党と公明党が合体して新党を結成する事のどこが「中道」と言えるのだろうか?甚だ疑問でしかない。中道どころか最左翼になるのではないか?「票」の為なら節操がなく、なし崩し的に何でもアリ…。これでは幾ら立民公明が新党を立ち上げても多くの国民有権者から理解を得るは非常に厳しいのではないでしょうか。当然、中道連合には入れないと言う議員も出て来ると思う。
立憲民主党と公明党の議員のうちどれくらいの議員が中道連合に入るのか注目をして行きたいし、中道連合入りを拒む議員の顔ぶれにも注目をしたい。
3、中道結集という方向性自体は理解できるものの、立憲と公明が組むことで何が変わるのか、国民にとっての分かりやすいメリットが見えにくいのが正直なところです。新党結成といっても既存政党の枠組みを残したままで、新鮮味や勢いに欠ける印象は否めません。短期決戦の衆院選で、明確な政策ビジョンや強いメッセージを打ち出せなければ、有権者の関心を引きつけるのは難しく、与党への有効な対抗軸になれるのかは疑問が残ります。
4、立憲民主党と公明党の新党結成合意について、正直なところ強い違和感を覚えます。両党はこれまで政策理念や支持基盤、政治スタンスにおいて大きな違いがあったはずで、本当に「同じ志」を共有しているとは思えません。今回の動きは、理念や国家像を共有した上での結集というより、単に自民党に対抗するために「数」をまとめただけの第一野党づくりに見えてしまいます。政権批判の受け皿を作ること自体は重要ですが、それだけでは有権者の支持は長続きしないでしょう。
本来、新党結成とは「何を実現したいのか」「どんな社会を目指すのか」を明確に示すものであるべきです。対抗軸ありきではなく、理念と政策で信頼される政治を示してほしいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e9d722bd1f0188f667056a6cc9890fb68bdfc40b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]