東京地裁はバンダイナムコグループ傘下のEvolving Gに特別清算開始の決定を下した。同社は19年3月に設立され、ガンダムシリーズ40周年を記念して横浜港の山下ふ頭に実物大の可動式模型(高さ18メートル)を展示する「ガンダムファクトリー」を運営していた。公開開始直後の20年12月から22年頃まで、コロナ禍による延期や来場者数の想定割れが響き、前半で赤字が累積。累計入場者数175万人を超え最終的に持ち直したものの、2024年3月期時点での負債額は約32億7千万円に達し、昨年2月には活動を終了していた。

今回の決定には、企業戦略や経済的影響、そして社会の文化的懸念が絡んでいる。
今回の特別清算を簡単に終わらせるべきではありません。この事案の本質は、コロナ禍がもたらした興行への打撃だけでなく、巨大な文化産業の計画性とリスク管理の欠如にあります。
まず、事業運営が予定された全ての状況で、入場者数だけに依存していた収益モデルそのものが甘かったと言わざるを得ません。コロナ禍による最初の延期は予測不能だったとしても、その後の厳しい経営実態に対する再構築の試みが根本から不足していました。
解決に向けた提案としては、1つ目として、巨大なバンダイナムコグループ内で適切な経営監査機能を強化することで、リスクを早期に指摘できる体制を整えるべきです。2つ目は、収益モデルを多角化し、例えば物販やオンライン配信など、遠隔でも利用できる収益源の強化を模索すべきでした。3つ目として、政府からの特例支援の活用を検討すべきでしたが、この点でも積極性が欠けていたように思えます。
ガンダムファクトリーは多くの文化的意義を持ち、ファンに愛された存在でしたが、この結果はその価値を毀損する言わば自浄作用の欠如といえます。現代のエンターテインメント産業において、短期的な利益だけにとらわれることがどれだけ損失を招くか――その教訓を深く考えなければなりません。
ネットからのコメント
1、18mの動く人型を作れるということが大事なことだったと思います採算のことは企業がやるうえでは必ずついて回りますが良く動く立像を作ったと感心しておりました今後この内容をもとにさらなるチャレンジをされることを期待していますこういうものは最初の1号機はたいてい採算が取れないことが多いので、次からは設計、入場料などの見直しなどもできるのではないかと思います
2、最初から常設のテーマパークでなく期間限定企画でありそのタイミングでコロナ禍はどうしようもない部分。人が動く以上採算というのは付いて回るが、商売というより夢とロマンを求めた企画だけにそれで全否定はしたくないな。
3、ファーストガンダム世代の私にとっては、まさに少年の日の夢を実現させてくれた「動くガンダム」。 実現させてくれた方達に対しては、尊敬と感謝の気持ちしかありません。 PSPに『ガンダムバトルロワイヤル』というゲームがあるのですが、このゲームをやったときも本当に感動しました。子供の頃にガンプラで作っていた機体が、本当に自分で操縦しているかのように動かせる。
しかも初代ファミコン世代の私にとっては、とんでもなく美しくリアルなグラフィック。特にジオングの有線サイコミュ、オールレンジ攻撃の再現度の凄まじさ。格好良過ぎて気絶しそうになりました。子供の頃の夢を叶えてくれた人達への尊敬は、何があっても消えない。
4、万博に行ったこのガンダムは今どこにあって、これからどこに行くんだろうな。なんなら、万博跡地にできる公園か吹田の太陽の塔の近くとかどうだろうね。吹田ならショッピングモールにガンダムベースがあるし。ある意味レガシーな存在なのでもったいない気がするけどなー。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fb0962d5898524c857c2e77f8b8eafc46014590b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]