台湾の頼清徳総統と自民党の萩生田光一幹事長代行が22日に会談し、日台の協力を強化する方針で一致しました。この会談は、日中関係が悪化する中でのもので、日台間の緊密な関係をアピールするものです。萩生田氏は、台湾が日本にとって普遍的な価値観を共有する重要なパートナーであること、そして台湾積体電路製造（TSMC）の熊本工場が両国の産業協力の象徴であると強調しました。

この動きに対し、中国外務省は強い抗議を表明し、日本側への厳正な申し入れを行いました。

現在、東アジアにおける政治的緊張が高まっています。台湾と日本の協力拡大は、地域の安全保障に新たな波紋を投げかけています。まず、日本と台湾の会談は地域のパワーバランスに影響を及ぼし、中国の反発を招いている点が注目されます。このような状況での対話は、一部からは慎重さを求める声が上がるでしょう。背景には、台湾有事を巡る緊張感があり、これに対する理解と共感は欠かせません。具体的な解決策として、まずは日中、日台間の多層的な外交ルートを通じた意見交換の深化が必要です。また、両国共同の経済プロジェクトを通じて相互理解を促進すること、他国を巻き込んだ多国間協議の場を設けることが挙げられます。最終的に、外交は相互の信頼の上に成り立つものであり、対話を重ねることで共存の道を模索することが求められるでしょう。

ネットからのコメント

1、高市首相の台湾有事についての発言を内政干渉と批判するのなら、日本の国会議員が台湾総統と会談することを批判することは筋が通りません。結局、中国は自分の価値観に従わない国に対して戦狼外交を繰り返し相手を理解しようと言う寛容さが無い。日本と台湾が長い間、良好な関係でいられるのは地理的な近さや貿易などの利害関係もあるが、一番はお互いを尊敬しあう姿勢があるからだ。中国も国際的孤立を深めない為に台湾の外交姿勢に大いに学ぶべきだろう。

2、閣僚や政府関係者ではない党の幹事長代行を訪台させた高市首相の外交手腕を高く評価します。日本の萩生田幹事長代行が台湾訪問し台湾の頼清徳総統と会談したことは、日本独自の外交であり中国の内政干渉を受ける筋合いはない。この会談において日台の協力を強化する方針で一致したことは、日台にとって極めて重要な意味を持つことになります。また、日本は日米同盟の連携を強化し、中国の覇権主義に対抗するべきです。

3、台湾頼清徳総統と萩生田幹事長代行と会談し日台の協力を強化する方針で一致した。

石破前内閣では森山前幹事長など中国に対応が甘く一体誰のために政治をしているか分からなかった。空母「遼寧」から発艦したＪ15戦闘機が航空自衛隊のＦ15戦闘機にレーダー照射したりEEZ内で平然と海洋調査したり、領海・領空侵犯して東シナ海で軍事演習したり日本政府は舐められっぱなしの弱腰外交であった。その中国に対して岩屋前外相は中国人富裕層向けに10年間有効の観光ビザを新設したり中国を優遇した。高市首相には日本国・日本人の命を守る毅然とした外交姿勢を示して欲しい。

4、日本の国会議員が、価値観を共有する台湾を訪問して何が問題なのか。これは日本の主権と外交判断の範囲であり、第三国に「断固反対」などと言われる筋合いは全くない。台湾は民主主義と法の支配を共有する重要なパートナーで、TSMC熊本工場のように日台協力はすでに日本の経済と安全保障に直結している。中国の顔色をうかがって交流を控えろという方が不自然だ。言うべきことは言い、付き合う相手は日本が決める。それだけの話だと思う。