名古屋市の広沢一郎市長は18日の記者会見で、中国南京市への訪問延期について言及しました。名古屋市と南京市は友好都市関係ですが、前市長の河村たかし氏が2012年に南京事件を否定する発言をした影響で公的交流が止まっています。広沢市長は市長交代を機に交流再開を図ろうと計画し、議員連盟を率いて訪問する予定でした。しかし、南京市側から不明確な延期要請があり、名古屋市もそれを受け入れることになりました。

市長は日中関係の厳しさを認識しつつ、慎重な進め方を強調し日本保守党の名古屋支部長を退任しましたが、党員としての立場は継続しています。

国同士の政治的対立が市民レベルの交流を阻む状況には、不満を感じざるを得ません。広沢市長の「コメントしづらい」という言葉に現れるのは、市民の意思による交流への静かな期待です。しかし、制度的背景には予断を許さない国際政治の影響が色濃く残っています。今回の延期は、友好都市関係の意義を深く考慮し、問題の本質を探る必要性を示しており、その制度の限界を露呈しています。具体的な解決策として、まず交流の継続を強調する市民交流イベントの開催、日本国内での歴史的理解の促進を通じた新たな共通基盤の形成、そして理解と協力を基盤にした地方政府間の対話の制度化を提案します。こうした解決策は友好関係の復活のみならず、将来の安定した交流を築くための基盤となります。

我々が掲げる価値観は、国際政局に翻弄されない地域同士の真の友情であり、その確立が双方の未来に大きな利益をもたらすでしょう。

ネットからのコメント

1、訪問の目的自体がよく分からないし、そもそも友好都市という枠組みって誰のために必要なの？税金使って行くつもりだったのなら、目的について明確に説明して欲しいね。「友好都市交流のため」なんて漠然としたものではなくて。一般企業であれば、具体的な目的とメリットがあるから出張費用を出すでしょ。

2、対中の関係は、国家間レベルの問題であり、自治体レベルでやり取りする必要があるのだろうか？それより、議会等の労力と資金は、地元に集中すべきであり、市民もそれを望んでいるのでは？自治体として、必要性、費用対効果、国政への影響等を考えるべきだ。

3、仮に南京訪問(慰安旅行)行ったとして南京大逆殺に関する見解を聞かれたらどう応えるつもりだったのか？そこをハッキリとさせてから行くようにして頂きたい。

向こうにしたら都合の良い答えを引っ張り出すつもりやろうし。と言うか行く必要今更有るのかな？市民じゃないけど名古屋市にどんなメリットが有るのかハッキリさせてから民意に問うて欲しいと思う。

4、迷惑外国人問題、外免切替の厳格化、違法民泊の取締り強化、外国人による土地購入規制など、広沢市長の見解を聞きたいですね。南京事件についてもどういうスタンスでいるのか。これから先、異文化との共生を考えていく上で重要な話です。曖昧であったり、忖度するようなことがあっては駄目です。そして「友好」とは相手の言い分を全て飲むことではないし、そんなことがあっては絶対にいけません。コメントしづらいとは残念なコメントだと言わざるを得ない。そういうところはハッキリしてください。名古屋という都市のトップなのですから。