広陵高校(広島)は、9月6日に予定していた第2回オープンスクールを中止すると発表しました。部内で1月に発生した暴力事件がSNSで拡散し、広陵は全国高校野球選手権大会(甲子園)への出場を辞退しました。この暴力事件については、日本高野連から既に厳重注意を受けていたため、一度は出場したものの騒動が収束せず、1回戦を突破した後に辞退する形となりました。
この影響で、学校のホームページへのアクセスが殺到し、サーバーがつながりにくい状況に陥っています。広陵はホームページ上で「お申し込みにご苦労が生じたことへのお詫び」を公表しました。
広陵高校の今回の暴力事案が広まったことは、単なる学校内の問題に留まらず、広範な社会問題を浮き彫りにしています。スポーツ界における暴力の許容は、練習や競技の質に影響を及ぼすのみならず、若い世代の価値観形成に重大な影響を及ぼします。本質的な問題は、こうした行為を黙認し続ける風潮や制度の甘さにあります。真剣に取り組むべき具体的な解決策としては、まず教育指導方針の再構築を行い、暴力やハラスメント防止の徹底を図ることが必要です。次に、学校内外の透明性を高めるために、定期的な第三者機関による監査を導入することが考えられます。
そして、悩みを持つ生徒が安全に相談できる環境を整備し、問題が生じた際には迅速かつ公平な処理ができる仕組みの確立が求められます。最終的に、教育の場が安心できるものであるべきだという価値観と、暴力が決して容認されるべきでないという痛感を強く発信することが必要です。
ネットからのコメント
1、広島在住だけどなにがびっくりって、地元ローカル局のニュースで広陵が辞退した件や爆破予告?があったこと等について自分が見た限りではほぼというか一切触れていないということ。大会前は例年通り代表校として大々的に取り上げていたのに。全国ニュースでさえあれだけの枠割いてやった地元の一番の話題を、何故地元広島の局が一切触れないのか。たかが野球強豪校に対してさえ顔色を窺って忖度する広島地方局...。そりゃあ広陵高校も増長するわなぁ。目の前にいる青少年達の平穏な日常が脅かされている問題にさえ切り込めないのにそんな媒体が世界平和ばっかり唱えてんじゃないよ、ちゃんちゃら可笑しいわ。何がジャーナリズムだやめちまえ。
2、甲子園に行ける高校に行きたいと考えるなら広陵高校は選択肢に入らなくなる。
今秋のドラフトで指名がないようなら進学希望者はさらに大きく減り、学校運営に影響するのではないか。どこの学校でも上級生による下級生いじめはあると思うが… 自分がやられてイヤだったことを後輩にやらないってのは個人ではそう思っても集団になると抑止が効かないケースがある。
3、そりゃこんな状況の中では出来ないでしょうね。来校者に色々質問されても困りますし、答えられないですもんね。進学先の候補に選んでいた学生は、今回の色々な事案についてショックかと思いますが今の内に次の候補の学校を選べて良かったと思いますよ。
4、夏のオープンスクールは、新年度生徒確保に向けた重要行事。安全確保の側面はもちろんあるだろうけれど、オープンスクール参加申込者者の辞退が相次いだ、なんてこともあるのではないか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f271b8d76720bc65d8e72eb0077bfe6e9387488a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]