東京都は、猛暑による熱中症被害を受け、高齢者や障害者世帯に対するエアコン購入費の負担軽減策を検討しています。18日に都議会の4会派は、暑さ対策として小池知事に要望を提出しました。東京都では、省エネ性能が高いエアコンの購入や故障による買い替えに対する既存の値引き制度がありますが、特に高齢者や障害者世帯に対してその値引き額を増やす方向で調整しています。

小池知事は、迅速かつ効果的な形で実施するため、関係局に具体的な指示を出しています。

このニュースは、公共の安全に関わる内容であり、批判が必要と判断されました。

東京都のエアコン購入費負担軽減策は、猛暑に対する一歩前進でしょう。しかし、これが適切な対応と言えるのでしょうか。高齢者や障害者にとってエアコンは命を守る必需品であり、行政が期間限定の措置ではなく恒常的な支援策を講じるべきです。日本全体で進んでいる高齢化と気候変動への対応として、以下の解決策を提案します。まず、エアコン購入補助金を所得に関係なく長期にわたり提供すること。次に、エネルギー効率の高い製品の普及啓発キャンペーンを強化し、広範な社会的意識を高めること。最後に、気候変動の影響範囲を考慮した都市計画を立て、すべての住民に適した持続可能な生活環境を確保することです。

現状の緩和策だけで終わらず、長期的な視点で市民生活を守る具体策が必要です。これによって、行政が本来果たすべき役割と価値観が見直されるべきです。

ネットからのコメント

1、東京都では既にゼロエミポイントという制度があり、15年以上前のエアコンを買い替える事で最大7万円引きの仕組みがある。それに熱中症に罹るのはお年寄りや障害世帯だけではなく、老若男女関係ありません。負担を軽減するなら年齢や障害の有無で区別するのではなく、全ての世帯に恩恵が及ぶような仕組みを検討すべきだ。例えば電気代。高齢者がエアコンの使用を躊躇する原因の一つは電気代が高くなる事だが、これも高齢世帯だけの話ではない。全ての都民が安心して躊躇なくエアコンを使用できる環境こそが真の熱中症対策だ。現役世代や健常者を軽んじるような負担軽減策は絶対に容認する事はできない

2、都心に立てるビルに緑化義務を設けるとか、街路樹を増やすとか、暗渠化してしまった川を元に戻すとか、コンクリになっている公園を芝生化する等根本的なヒートアイランド対策もしていった方がいいのでは。

3、東京都がエアコン購入の負担軽減策を検討しているということですが、ただ熱中症は東京に限った話ではなく、また高齢者や障害者に限った話でもないと思います。若い人でも熱中症で倒れるケースはあるし、全国的な課題です。記録的な猛暑で屋内でも熱中症になる人が増えている今、エアコンは命を守る必需品になっています。対象を広げて若い世帯や子育て家庭にも支援があれば、更に良いのではないでしょうか。暑さは年齢関係なく危険です。命に関わる問題ですから、より多くの人が安心して冷房を使えるような制度になることを期待しています。

4、エアコンではないけど、玄関ドアや窓をリフォームして断熱性を高めると補助金が出る話、高齢者世帯か赤ちゃんのいる世帯など。残念で諦めた。税金はたくさん払っているのに補助金はどれも対象外で損する気分。玄関ドアの調子が悪く検討したのですが。お金を動かす世代にメリットが全くないような気がする。