鈴木一真さんは、自身の息子が1歳半から発達障害の兆候を見せ始めた経験を語っています。アメリカ・ロサンゼルスに移住していた家族は、渡米から間もなく息子の言葉や笑顔が消え、かんしゃくを起こすことが増加。仲間や専門家のアドバイスを受ける中で、鈴木さんは早期の診断と介入の重要性を痛感しました。アメリカのスピーディーな診療体制では診断から2週間後にセラピーが開始され、家族とともに息子の成長を支えてきました。
10年が経過し、鈴木さんは発達障害に関連する情報を発信しながら、息子の成長を見守っています。
発達障害については、家族や個人が抱える困難への理解や支援制度が求められます。言葉や笑顔を失った子どもとその家族が味わう不安は大きく、早期の介入が重要です。セラピーの質を高めるためには、セラピストとの連携や親の協力が欠かせません。まず、より多くの専門家を育成し、身近な場所で支援を受けられる体制を構築することが必要でしょう。次に、障害に対する社会の理解を広め、個々のニーズに応じた柔軟なサポートを提供すべきです。最後に、政策的アプローチとして、診断と療育サービスの迅速化を進めるべきです。発達障害のある人々が抱える問題は社会全体で捉え、解決していくべき課題です。息子さんの成長を通じて、まさにそのことが示唆されています。
このような問題に真剣に向き合うことが、多くの人々の理解と協力を得る出発点となるでしょう。
ネットからのコメント
1、自閉症に対するロサンゼルスの考え方や方針にとても感動しました。日本だと親御さんに伝えても『うちにそんな子は生まれるはずがない』とキレる方もいて、伝えることすら躊躇われます。できるだけ早く療育を受け、人とのコミニュケーションを学ぶことでいじめや不登校の被害が防げる可能性もあるのにと残念に思います。発達障害は恥ずかしいことではないのに、認知の面で日本はまだまだだなと痛感しています。
2、アメリカは支援をうけるまで本当にスピーディーだと感じました。うちはADHDで、知的障害がないため、支援がほぼないに等しいです。多動はなく注意欠如がつよいため、障害と周りに気づかれにくい。ほっとかれてしまうタイプです。支援センターにいき、ADHDと診断されたけれど、知的障害なく、小学校では通常級で決定だと。
来年から一年生のため、小学校に状況を話して配慮を求めるよう勧められて、学校にも様々見学にいき状況を説明しましたが、通常学級は担任一名だから、合理的配慮やフォローもできませんという話ばかり…。しかし、幼稚園では集団行動からは大幅に遅れている、個別の配慮が必要だという話を毎度のように聞かされます。アメリカのように手暑くとはいわないけど、たらい回しだけは本当にやめてほしい。お役所仕事ばかりの話はつかれました…。小学生からどうなってしまうか本当に本当に不安です。
3、ADHDとかASDとか名前ついてるけど、程度の差は大きいけど普通と思われて育った大人もアレ??となる人も多いから、実はほとんどみんな何かしらあるんじゃないかと。忘れっぽかったり、怒りっぽかったり、、、が実は、という。遺伝子の状態でそうなるんだと思っていますが、生き物全て完璧な遺伝子なんてほぼないはずなので周りの人はそれぞれを許容しあって生きていくしかないのかなという感じがします。日本はこの分野でなかなか遅れている感じがしますね。おかしいと思って小児科行っても発達外来は半年、何年待ちとかよく聞く話です。
4、育てにくいと思っていた息子は就学前健診では引っかからず、小1の後半にADHD・ASDグレーと診断されました。登校拒否の一歩手前までいきましたが、周りの環境とおそらく本人の成長もあって、小2の今は担任に何も問題無いと言われています。投薬や支援級の相談も何度かしましたが、軽度の発達障害はスルーされる、というか対応する余裕がないのが現状です。何をするにも「本人が困っているかどうか」が重要で、親は知識をアップデートし続ける必要があるなと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ea3c026f8a47f4af50ed11fd2a69b54d79e51cd7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]