制作中だったフジテレビの来年1月期・月曜午後9時枠ドラマについて、7月9日に企画変更が判明した。変更の背景には、先月まで放送されたドラマ「夫婦別姓刑事」の撮影中に、ダブル主演の佐藤二朗さん(57)と橋本愛さん(30)の間で発生したトラブルがあるとされる。男性主演は決定済みで、ヒロインのキャスティングや脚本制作も進んでいたが、上層部の判断で制作が停止。通常は前年夏までに配役を固め、秋頃に撮影開始となるため、制作現場は短期間で企画の全面見直しを迫られ、不満の声が上がっている。

問題なのは、個別のトラブルへの対応ではなく、その影響を作品全体や制作現場にまで広げる意思決定のあり方だ。人権やコンプライアンスを重視する姿勢は必要だが、原因を正確に分析せず、「恋愛ものだから避ける」という発想では本質的な再発防止にはならない。必要なのは第一に、現場とコンプライアンス部門が共同でリスク評価を行う仕組みを整えること。
第二に、トラブル発生時の判断基準を文書化し、透明性を確保すること。第三に、作品内容ではなく事案そのものへの対応プロセスを改善し、責任の所在を明確にすること。過度な萎縮は創作の自由も現場の士気も損なう。感情的な対応ではなく、事実に基づく冷静な判断こそが、視聴者の信頼と健全な制作現場の両方を守る道だ。
ネットからのコメント
1、今回の月9方針転換は短絡的すぎるのではないか。佐藤さんと橋本さんの件への対応かもしれないが、中居正広さんの時の件から組織として学べていないように見える。トラブルがあるたびに現場の企画を潰すようなやり方が続くなら、公共の電波を預かる企業としてどうなのか。放送法に基づいたあり方を今一度見直すべきではないか。上層部が変わらない限り、同じことが繰り返されそうで懸念している。
2、2人が出演する訳でもない来年の月9の恋愛系ドラマを止める必要性も分からないし、それは本来の趣旨とはかけ離れてる。接触が原因でストップというならそもそもこれからの全ドラマやバラエティーすら含み得る事になるが。
今フジがやらなければならないのは、今回の問題の調査や対応などをしっかり責任をもって取り組むこと。そして今後の撮影においては、出演者の意向などをしっかりと精査し、関係者らで共有した上で活動していく事なのではないか。佐藤氏橋本氏の事実関係などもはっきりしない現状で今回のフジの新ドラマストップの対応は得策とは言えない。
3、中居氏の件で、人権意識の見直しとコンプライアンスの強化をしてきた結果が今回の騒動を巻き起こしてしまったという事は、何も変わらなかったと上層部が判断したのではないのでしょうか?人権意識の見直しがあるのなら、橋本さんにだけ肩を持つのではなく、佐藤さんにも適切な配慮が出来ていた筈だと思います。コンプライアンスの強化が出来ているのなら、4月に問題が発生したのなら隠していない筈だと思います。
4、結局、上層部が短絡的な考えを持っており振り回されるのはいつも現場の職員達って言う典型的な形だなぁって思う。恋愛物が悪いのではなく、制作過程での役者さんへの配慮やその方のNGもしくは気をつけていただきたいことをきちんと把握し共有を徹底するってだけでいいのでは?それでも、今回と同じようなことが起こればこのような判断をすればいいが、これだとフジテレビ側がこういう問題がまた起こった場合に対処したくないからこういう判断をしたと思ってしまう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/37a6c38972b494eb8108bde05e0a30fb73f1cec8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]