300字以内の概要:アイスクリーム大手メーカー6社(明治、森永乳業、ロッテ、江崎グリコ、森永製菓、赤城乳業)が、市販用アイスの価格を巡りカルテルを結んだ疑いで公正取引委員会の立ち入り検査を受けた。報道によれば、これらの企業が値上げ幅や実施時期を調整していた可能性があり、独占禁止法に抵触する恐れがある。背景には、乳原料や砂糖といった原材料費、物流費の高騰などのコスト上昇がある。カルテルによる価格談合は市場競争を阻害し、消費者の選択肢と信頼を奪う深刻な問題である。今回の調査はアイス業界のみならず、デフレ構造下の日本食品流通全体の価格形成の在り方を問う契機ともなる。
コメント:企業がコスト増加に直面する状況には同情が必要です。一方で、カルテルの疑いが浮上すると市場そのものへの信頼が揺らぎます。価格競争は消費者に選択肢を提供し、公正な競争努力を促す上で不可欠です。独占禁止法が問題視するカルテル行為は、①消費者への不利益②競争力の低下③市場参入の妨害④市場透明性の欠如といった弊害に直結します。問題の根底には、メーカーが厳しい交渉力を持つ小売業との力関係の歪みがあります。
解決策として、メーカーはコスト上昇理由を濃密に説明し、小売業は過剰な価格圧力を緩和し、消費者は質や持続可能性に価値を見いだす姿勢を持つべきです。本調査をきっかけに、日本の食品業界がデフレ型価格形成から透明で公正な形へと革新する契機となることを願います。
ネットからのコメント
1、消費者が被害を被るといえば、正直消費者自身が価格を見て買うか買わないかを判断できるアイスのカルテルよりも 同じく公取に問題にされたマンション修繕のカルテルの方が消費者への影響も大きく悪質性が高いです。しかし、報道がされるのはアイスのカルテルです。重要な話よりも面白い話の方が好まれる、実例です。公取にはアイスもよいですが、他の様々な問題に取り組んでいただきたいです。コメントを見るとカルテルに対する非難とは無関係なコメントも多く、カルテルの悪質さについてはより追及されるべきと思います。
2、アイスクリームは製造、冷凍運搬に高コストがかかる。値上げは致し方ないと思う反面、味、クオリティの低下だけは避けて欲しい。代表例はチョコレート菓子など、値上がりしてまずくなり購入しなくなった。
美味しいまま値上がりだけしたのならば購入回数の減少だけで済む。しかし最近のお菓子全般で値上がりした商品を久しぶりに買って食べて、がっかりする機会が増えている。すると二度と購入する気がしなくなる。包装個数を減らす、箱の大きさを変えるなど、目に見えて変化をさせないステルス値上げが良く批判されるが、個人的には味の低下が一番止めて欲しい。チョコ、クッキー、パイなど、乳脂肪分低下や海外産砂糖など成分表をみると、日本は貧しい国になったと実感する。
3、電力会社みたいや独占的なビジネスをしているところが株主に還元するために値上げをするほうが問題では?公取の範疇ではないだろうが、電力会社は株主への配当は限られた範囲にするとか、過去最高益を出したら翌年は赤字でも電気料金を下げるとかさせないと。
4、「値上げラッシュ」というワードに慣れてしまったが、毎年のように値上げ出来るのは大手の食料品や生活必需品。「原材料費や輸送費、人件費の高騰を企業努力だけでは吸収できない。」と値上げするが、そんなのはどこの企業も同じ。
下請けや協力会社の中小企業なんか、なかなか値上げ(価格転嫁)させてもらえない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/64ace8a50a3435ec609ca7b630bd358ce3d5c26c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]